この日誌は、大体、酒を飲んだ後の、良い調子の時にしか書いていない。
ので、改めて読み直すとかなり恥ずかしい内容が多い。自分でも何が言いたいのか全然わからない。よって、今年は素面で書くことを心がけたい。(過去日記も多少修正しました。)
と言いながら、就職決まったし、四月にはコーチもやめて、このHPも潰すことにしたから、反省しても意味が無いのだが。
陸上部の現状。
最近の陸上部は、また部員が減っているなあ。ただ、昔と違って、少数の遊びたい人間が集まっているわけではなく、やる気のある部員だけが残っているので、その点は、賛否両論みたいだけど、俺は良かったのかなと思う。先生としてはやる気の無い人でも残れるようにしたいみたいだし、ウチみたいな学校で、「やる気無いならやめた方が良いよ。」というようなことを言うことが難しいのは分かる。しかし、そういう、中途半端な政策では事態の展開は難しいと考えた俺は心を鬼にして、ことある毎に、
「中途半端に部活をやるくらいなら、やめて遊んだほうが楽しいと思うよ。」
という趣旨の発言を繰り返した。記録会後のミーティングでは、特にこの点を強調。
その結果がどう転ぶか、ここに陸上部の命運はかかっていたはずだった。
俺の希望的観測ではこうだった。
W田「コーチ・・・ちょっと話したいことがあるんですけど良いっすか?」
俺「お、W田か。何だ?」
W田「俺、不覚にも感動してしまいました。」
俺「な・・なんだよ急に。」
W田「記録会のマイルっすよ。」
俺「マイル?ああ、あのW尾がLAP70″で来たあれか。あれがどうかしたか?」
W田「実は俺、陸上って、なんか人気ないし、個人競技で孤独だし、部員もオタクとか流山のヤンキーとか変なのばっかりで、コーチもプーだし、入部した日から、とっととやめようかなってずっと思ってたんです。でも、今回マイルを走って、俺、陸上部に入って初めて感動しちゃいました。はっきりいって陸上の虜になりそうなんです。」
俺「いや、俺一応学生なんだから、プーって言わないでよ。でも、なんでそんなに感動したわけ?」
W田「あのW尾が、肉離れした脚をひきずって、タスキを俺に渡してくれたときのこと覚えてますか?」
俺「ああ、既に最下位で、しかも前との差が200Mくらいで、本郷と周回差ついたらどうしようかと、ドキドキだったなあ。ていうか、W尾は肉離れとかじゃなくて、単にやる気なかっただけだよ。タスキじゃなくてバトンね。」
W田「正直、前との差がすごかったし、真剣に走ったら、燃えてるみたいで馬鹿みたいだなって思って、待っている間、すごい鬱だったんです。でも、泣きながら必死で走ってきたW尾と目が合った瞬間、俺、なんかマジになってしまって。恥ずかしいけど、自分でも信じられないくらいアドレナリンが出てきて、400Mを全力で駆け抜けてしまいました。結局本郷は食えなかったし、結果は最低だったけど、ゴールしたあとに、W尾が号泣しながら、ごめんごめんって謝ってくるんすよ。その時、俺、思ったんです。来年は、このタスキを繰り上げ無しで、大手町まで運びたいなって。」
俺「あの、なんか種目変ってきているんですが。それに本郷は君が走り始めてすぐゴールしましたし。ところどころ、突っ込み所満載ですが。」
K籐「そうか、W田、ようやくお前も俺と一緒に関東目指す気になったか!!」
W田「あ、Kさん。聞いていたんですか?なんか、俺恥ずかしいっす。」
K籐「おまえも俺が関東に連れていってやる。だから、もう恥ずかしがらないで一緒に頑張ろう。」
W田「・・・Kさん。俺、今までの中途半端だった自分が恥ずかしいです。もう、フットサルやりたいとか、留学したいとか、言いません。だから、だから・・・・おれ・・・おれ・・・バスケがしたいです。」
小出「三井寿かよ。」
みたいな感じで、部員が一丸となって冬練に臨んでいくだろうというシナリオを描いていたのだが・・・
実際はこうでした。
俺「W尾、W田、どうだ、この前俺がした話なんだけど、考えてくれた?」
W田「え?まじめに部活やらないなら、やめた方が良いっていうあの話っすか?」
俺「そう、それ。やっぱりさあ、高校入ったら、週四日は練習しないと記録伸びないし、今のままだと、時間の無駄になるからさ、高校入ったら、もう少し、部活ちゃんとやろうぜ。って話だったよね。」
W田「ええ、もちろんその話聞いて、俺も色々考えました。で、やっぱり、俺もコーチの言っていることって、すごく正しいと思うんですよ。」
俺「そうか!!分かってくれたのか。いや、良かったよ。話せば分かる奴だって思ってたよ。じゃあ、これからは、真面目に部活に出てくれるんだね!!」
W田「俺、高校三年間で一回はダンク決めたいなって思うんです。なんて言うんですか、リングにぶらさがって下を見下ろす感じがたまらなく好きなんです。だから、これからはストリートバスケとかに力入れたいんです。そうすると、部活に迷惑かけると思うんで、やめます。」
俺「え?マジで?・・・それにしても、剣豪を目指すって話から、随分また目標が変ったなあ。」
W田「すんません。今度はマジっす。悪いとは思っているんですよ。」
俺「そ、そうか。・・・W尾はどうなんだ?」
W尾「あ、俺はK藤があつくるしいからやめます。」
俺「・・・・。」
W田「すんません。彼女待たせてあるんで、俺帰りますわ。そんじゃ、今までありがとうございました。」
W尾「・・・・失礼します。」
俺「・・・・・。」
俺「ま、待ってくれ。」
W田「なんすか、まだなんかあるんすか?」
俺「いやあ、俺も少し考えてみたんだけどさ。やっぱり部活週四日なんてかったるいよね。勢いであんな発言したけどさ、よくよく考えたら、俺が間違っていたよ。今までどおり、好きなときに部活来れば良いし、なんなら試合だけでも構わないぜ。」
W尾「え、それ本当ですか?」
俺「もちろん。それに、おれも前からK籐は新入部員のくせにあつくるしいなって思ってたし。なんならやめさっせてやってもいいんだぜ?だからさ、やめるってのは考え直そうよ。ねえ、頼むよお。もう一度かんがえなおしてくれよお。」
・・・・・・
という感じで、例によってチキン振り爆発でした。
で、気がついたら、部員が半分になってしまったんですけど・・・・
参謀のK藤さん・・・話が違いすぎます。責任とって下さい。
(つづく)