ガンダム・ビッグバンプロジェクト パンフより 原作監督 富野由悠季 すでに二代に渡るファンがいるという予想は、個人で果たせるものではありません。 関係各位は、ファンに何を語っているのか、ますます勉強していただきたいと思いますし、 ぼく自身は、語り得るものを持ち続けられるよう、死ぬまで精進するだけです。 日本では『戦争論』は語ることを許されない、という妙な道徳律がありますが、 サッカーのワールドカップでもわかったとおり、 日本人の戦い方を知らない歪みというものを痛烈に感じます。 これは、徳川時代以来、培ってきた我々の軟弱さなのですが、 環境問題ひとつとっても、これを解決するためには、 戦争をするという気構えでないとできないと認識しますし、 であれば、有機的な素材によるガンプラの開発も必要だと思うのです。 このような思考が獲得できてこそニュータイプであろう、 と夢見ることができるのがガンダムワールドなのですから、 このフィールドをより強固なものにしたいと願うのです。