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今月のワイン・2006年 10月



銘柄 ポイヤック・バロン・ナタニエル
PAUILLAC BARON NATHANIEL
産地・格付 生産地:フランス ボルドー地方 メドック地区 ポイヤック村
生産者:バロン・フィリップ・ド・ロートシルト ムートンの歴代の重要人物トリビュートシリーズ。1853年にムートンを買い取ったのが、このバロン・ナタニエル男爵。このときからワイン名がシャトー・ブラーヌ・ムートンから、シャトー・ムートン・ロートシルトに変わったのだそうです。
韓国のワインショップでは1万円近い値段で売られていた!
格付け:AC PAUILLAC
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロ10%、プチ・ヴェルド10%
VINTAGE 2001
購入店 宮崎・イオン・カルディ・コーヒーファーム 2006.1.1
輸入
価格 \3150
年月日 2006/10/29-31
コメント 正月にカルディのワイン福袋で引き当てたワイン。ずっとセラーで寝かせていて遂に抜栓。
抜栓直後から沸き立つむんむんとした香りがすばらしい!フルボディのコクと厚みのある甘いタンニンが織り成す柔らかく深い構成はまさに飲み頃前半のボルドーの理想像。
湿った森、カカオ、炭、カシスなどの黒くした果実、黒いスパイス、インクなど複雑な香りがあとからあとから湧き出てくる。これはたまらん。
2日目、3日目も樽香が増したり、スパイスが増したりと変化しつつも充分に楽しめた。
ポイヤックの頑固なイメージではなく、ソシアンド・マレのような、濃いながらも柔らかさにあふれる味わいに感じた。
88

銘柄 モンテ・アンティコ
MONTE ANTICO
産地・格付 生産地:イタリア トスカーナ州 サンタルチア
生産者:
品種 サンジョヴェーゼ
VINTAGE 2003
飲食店 マイル
輸入 三国ワイン
価格
年月日 2006/10/25
コメント 飲み会の二次会でバー「マイル」に寄る。この店は今日をもって店をしめる。バーテンダーの夏田さんは熊本で店を出すことになったそうだ。ワインセラーの中ももう空っぽで、今日はカウンターの上に1本だけ残っていたこのワインを注文。
イタリアワインかあ〜、と正直あまり期待していなかったのだが、あれれ?これはいいぞ。お世辞ぬきに美味い。樽香が深くてグラスから鼻が離せない。果実の支えもしっかりしているからこそ、樽の香りのよさも浮き上がることなく感じられる。がっちりしていて、チーズのような熟成感もあって、ほどよくスパイシー。とにかく深い。
イタリアワインの典型的なスタイルとは程遠くて、むしろボルドーのような密度を感じる、すばらしいワインだ。
ワイン名は[古い山]という意味らしい。
85

銘柄 グリーン・ポイント・シャルドネ
GREEN POINT CHARDONNAY
産地・格付 生産地:オーストラリア ヴィクトリア州 ヤラ・ヴァレー
生産者:ドメーヌ・シャンドン・オーストラリア
品種 シャルドネ
VINTAGE 2004
購入店 山形屋 (鹿児島)2006/8
輸入
価格 \2000くらい?
年月日 2006/10/23-
コメント フランスのモエ・エ・シャンドン社がオーストラリアで作るワイナリー。
はっきり言ってこれは美味い。ブルゴーニュ・スタイルのエレガントな造りにびっくり。
まず最初に感じるのは、その非常にクリーンな酒質。第一印象はステンレスタンク発酵のシャブリ的ミネラルと酸。少したつと、まろやかな輪郭と上品な樽香、「フレンチオークの大樽」かなと思われるスムーズな余韻が現れてくる。脳裏に浮かぶのは、ニュイのシャルドネ?記憶の中のオート・コート・ド・ニュイ?そんなニュアンスだ。白桃的な柔らかさと、シトラス系の酸とのバランスは後者に傾倒しており、あくまでもクリーン・トーンをくずさない。このワインの産地は、かなり涼しい気候にちがいない。
グラスに鼻を近づけた瞬間から、口に流し込むとき、飲み込むとき、余韻、と常に幸福感をもたらしてくれる、すばらしい味わいである。
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銘柄 トゥーレーヌ・プルミエール・ヴァンダンジュ
TOURAINE PREMIERE VENDANGE
産地・格付 生産地:フランス ロワール地方 トゥーレーヌ地区
生産者:アンリ・マリオネ HENRY MARIONNET
格付け:AC TOURAINE
品種 ガメイ
VINTAGE 2004
購入店 めるころ 2006/10/15
輸入
価格 \2200くらい
年月日 2006/10/21-22
コメント 今夜は、めるころで買ったワインを抜栓。ロワールのガメイである。
プルミエール・ヴァンダンジュは「初収穫」という意味で、人類が初めてつくったワインと同じ醸造法に近づくよう、醸造技術の限界への挑戦をしているとか。
作り手のアンリ・マリオネは、は自然派ワインの先駆者といわれ、マルセル・ラピエールや、フィリップ・パカレの大先輩にあたるという。
培養酵母は使わずに発酵。SO2無添加、無補糖、無清澄、無濾過。そのこだわりようはすごい。

コルク内面には赤黒く染まった酒石酸の結晶がごつごつ付着。
ガメイというと、どうしてもボジョレーと比べてしまう。ボジョレーに比べるとかなり落ち着いた印象。赤い果実(アセロラ、ベリー、木苺)、スミレ。透明感のあるアロマ。抜栓直後は渋さと酸が刺すようだったが、まもなく落ち着いてきて味と香りがまとまってきた。
穏やかさがあって癒されるワインである。
 
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銘柄 五ヶ瀬ワイン ブラックオリンピア<雪の麗峰>
産地・格付 生産地:日本 宮崎県
生産者:五ヶ瀬ワイナリー
品種 ブラックオリンピア
VINTAGE -
購入店 五ヶ瀬ワイナリー 2006/3/11
輸入 -
価格 \2100
年月日 2006/10/12-16
コメント 宮崎の新星ワイナリー、五ヶ瀬ワイナリー。 今年の早春に、ワイナリーを訪問して、試飲し、1本買ってきたのがこれ。 ブラックオリンピアという品種。ほんのり甘口のようでいて、わりとひきしまった味わいのワインだ。

今週は仕事がハードな毎日でくたくた。疲れていると甘口白ワインなども欲しくなってくる。そんなわけで、このワインを抜栓してみた。

砂糖菓子、はちみつのような甘い香り。アタックはチャーミングな甘さが舌の上にぽわんと広がり、次いでぴりぴりするシャープさも感じます。微発砲?

甘くてだらけた味わいの国産ワインとは違って、このひきしまった感じが、飽きさせない効果を生んでいるようで、美味しくボトル半分ほど飲んだ。(今夜のメニューは、高千穂牧場で買ったミミガー、キュウリとワカメの酢の物、佐多のかまぼこ、秋鮭の塩焼きにカボスを添えて。そして国産松茸ご飯。美味いものを食べると仕事の疲れも癒される。)

2日後以降も、冷蔵庫に保管しておいたら、味が劣化することもなく、飲み口の優しさが素直においしいと感じる、癒し系ワインだった。食前酒にもいいかもしれない。
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