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三剣「今回はインタールードのレビューといこう」 秘書「インタールードは近未来を想定したSFアドベンチャーです」 秘書「今回の購入動機は何ですか?」 三剣「一時期少しだけ話題になってさ、気になってみて、そして中古で安かったから購入したんだ」 秘書「なるほど、それではレビューに行きましょう」 <キャラ・シナリオ> 秘書「今回のレビューはどうします?」 三剣「うーん、キャラ設定がそのままストーリーに直結しているし、そして肝心要のシナリオも薄かったので今回は項目を分けず二つ一緒にレビューすることにしよう」 秘書「了解です。キャラレビューにいきましょう。えー、まずはメインヒロインの紹介にいきたいんですが」 三剣「うーん、攻略可能なヒロインは全員で三人いるんだけど・・・和辻を除いた二人はかなりキワモノなのでご注意願いたい」 秘書「媚びキャラとはまた違うと思うのですが、電波ヒロインというのが適切かも知れません」 三剣「話が支離滅裂で展開されるので、それに対して耐性がある人じゃないと正直きついと思う」 秘書「でも、メインヒロインの周りにいるサブヒロイン達はいい味出していると思いましたよ」 三剣「それは俺も思った。そこの所にもっと突っ込んでくれていれば良作になったかも知れないのにな」 秘書「しかし攻略対象キャラが3人とは少ないですね」 三剣「まぁ、それぞれの役割分担を考慮しての結果だったので基本的にその部分に不満はない」 秘書「ではメインヒロインからいきましょう。えー、一番最初は「日常」を担当する主人公の幼なじみ玉城麻衣子です」 三剣「幼なじみということで当然彼女は主人公に惚れている訳なんだが・・・」 秘書「正直うざいかも」 三剣「(^^;)だよなぁ、普通は「主人公を世話してくれる」というポジションなんだが今回の場合は全く逆で。完全に主人公に依存しきっていて逆に負担がかかっている状態なのだ」 秘書「キャラとしては立っていたと思いますけどね。プラスかどうかはおいといて」 三剣「確かに、でも俺は最後まで感情移入できなかった。俺は男だから「あぁ、タチが悪いのに引っかかっちゃったなぁ」と」 秘書「(^^;)、続いては「半分日常、半分非日常」を担当する丸藤泉美です。市役所に勤めている職員ですね。ちなみに巨乳です。であると同時に常に男からは好色な目で見られコンプレックスに思っているみたいですね(じー)」 三剣「なんでそこで俺の見るんだ?」 秘書「さぁ〜」 三剣「しょ、しょうがないだろ!男にそれを辞めろと言うのは目隠ししながら歩けといっているのと一緒なの!」 秘書「はいはい、というわけで彼女はどうでしたか?」 三剣「・・・まぁこの人は天然なのか真剣なのか分かりづらい人だなというのが第一印象だ」 秘書「おそらくは両方だと思いますよ。でもそれをマジにやられると引きますけど」 三剣「そこら辺が天然なんだろうな。まぁ彼女の友人も変わった連中ばかりだから、それはそれで上手くやっているのかもね」 秘書「続いては「非日常」担当の和辻綾です」 三剣「主人公だけが何故か知覚できた彼女。彼女のシナリオは自ずと世界全てに関わってくる」 秘書「彼女以外の二人がキワモノなだけにやけに新鮮に感じられました」 三剣「彼女自身の非日常と必死に戦っているというのは好感が持てた。主人公との過程も良かったしね」 秘書「では、続いてサブキャラクターにいきましょう。一番最初は麻衣子サイドです。一番最初は木村千佳です。一言で言えばお嬢様ですね」 三剣「少女趣味な女の子だな。三人娘の中ではムードメーカーというか、か弱そうに見えて意外と精神的支柱な役割を果たしているかも知れない、意外と芯は強いんじゃないか」 秘書「続いては藤之辺遥です。成績優秀な優等生だったのに進級してからいきなり髪を染めるなどして不良化してしまいました」 三剣「ここで重要なのは外見はそうでもちゃんと成績優秀はキープしているということ。そこの所で不器用なんだと、彼女なりの反抗なんだなと、そう感じることが出来るというのはキャラ造形では高い評価を与えてもいいと思うぞ」 秘書「彼女と麻衣子の関係も良かったと思いますよ。一見辛く当たっているように見えて「彼女のことを気に入っている」というのはなかなかのさじ加減だと思いました」 秘書「しかしその不良化した原因らしい描写が少しあっただけでほとんど触れられなかったのは残念ですね」 三剣「脇役が活躍してくれれば凄い躍動感があったと思うのだが・・まぁそうしてしまうと本筋のシナリオからずれてしまうからなぁ、設定の失敗だなコレは」 秘書「続いては丸籐サイドです。一番最初に紹介するのは高瀬優輝です。彼女の同僚、合コン好きで丸籐の巨乳を駆使して男を引っかけようとしているアクティヴな女の人ですね。いつも丸籐をからかっています」 三剣「こう書くと性格が悪いように見えるが、なんだかんだで居心地が良いんだなと、そう感じさせる。意外といざというときの行動力もあるし。コチラもいつも三人で連んでいるけど、引っかき回し役だな」 秘書「続いて峯岸薫子です。一見温厚で普通に見えますがゴスロリ趣味で、変装といいつつそのファッションで町中を闊歩する。実は一番キワモノですよね」 三剣「一応彼女がリーダーシップを取ってはいるんだけど、そこら辺のキャラのさじ加減もまた良かったと解釈したい」 秘書「続いては冬木イクオです。丸籐が密かに憧れている人物です、その物静かな物腰に部下の信頼も厚いようです」 三剣「クールなキャラクターがよく表現できていたと思う。クールというとどうしてもナルシストになってしまったり、結局甘えん坊だったりすることが男向け、女向け問わず頻発する事例だが、この人はナルシストになることもなくちゃんと自立している。クールというキャラを嫌味無く造形できたのはプラスポイントだ。コレは珍しいことだと思うぞ」 秘書「続いては杉浦です。セクハラ言動を繰り返し、女からの好感度は最悪ですが何故か修羅場になれているようです」 三剣「このキャラは冬木と対をなす感じでこれもまたキャラがちゃんと立っていてよかった。でも結局脇役で終わってしまい、ここら辺を弄ればもっと展開が濃くなると思ったのにな。主人公との絡みも良くブレンドされていて躍動感がちゃんと出ていたのにね」 秘書「えー、最後に紹介するのが三枝睦月です。彼の前に姿を見せる謎の少女。でも向こう側はコチラを知っているようですね」 三剣「彼女もまたキーパーソンとなる人物なのだが、心情描写が今ひとつのため、感情移入が出来なかった。っていうかメインとなる人物に感情移入できなくて、サブの方が完成されているというのは正直初めてみたかも」 秘書「シナリオに関してはどうですか?」 三剣「シナリオといえばこの主人公って名前がないんだよね。これって言われないと意外と気付かないんだが、「プレイヤーに感情移入してもらう」という手法においてコレはプラスポイントだな、正直感心した」 秘書「シナリオ展開については?」 三剣「まずは正直どのようなフラグ構成になっているのかが分からないと言う所がある」 秘書「つまり、どのキャラでも最初に攻略できてしまうのかということですね」 三剣「攻略サイトにはフラグはあると書いてあるけど、間違っても和辻シナリオから先に攻略しては駄目だ」 秘書「彼女をクリアしてしまうとこの二人のシナリオがちゃんちゃらおかしくなりますからね」 三剣「今回の作品は公式サイトにも書いてあるけど、各ヒロインそれぞれが世界のどのシナリオを担当するか明確に書かれている。だから麻衣子(日常)泉美(半日常)綾(非日常)の順序でクリアするのが望ましい」 秘書「これはあくまでボスからのお願いです。では、まず麻衣子シナリオに関してはどうでした?」 三剣「起承転結が全くない・・・」 秘書「確かに、あのエンディングはどうかと、っていうかあまりにも唐突すぎて「え?」って思いました」 三剣「二人の関係が進展していく上で必ずヤマ場とかがあるだろうと思っていたんだが」 秘書「無かったですね。確か似日常というのは何事もないことが日常です。でもだからといってそれをそのまま適用されても困ります」 三剣「結局二人の仲も進展していないしな」 秘書「続いては丸籐シナリオです。コレはどうでしたか?」 三剣「コレに関しては起承転結が比較的ハッキリしていて、日常に潜む非日常というものが無理なく描写されていたと思う」 三剣「ただ、結局このシナリオも麻衣子シナリオとラストが同じ様な感じだからなぁ。決の部分はスッキリとはしているんだけどね」 秘書「まぁ解決してしまうと駄目ですからね」 三剣「まぁそうなんだがな、彼女と主人公がくっつく過程というのは良かったんじゃないか?そこら辺に余り違和感は感じなかったな」 秘書「続いては和辻シナリオですね」 三剣「序盤から伏線が張っていることもあって一番長編だ。でも、展開の仕方とすれば相当な電波展開なのでこういうのに耐性がないと結構きついかも知れない」 秘書「あの世界観ではああいう風に表現するしかなかったんでしょうね」 三剣「起承までは良かったんだが中盤からは完全にダレる。意味が分からないし、もう少し筋を通した表現をして欲しかったと思う。それにエンディングがな」 秘書「ハッピーエンドではないですからね。っていうかバッドエンドでもないですよね」 三剣「一時しのぎでしかないからな結局は。基本的にメインヒロインのエンディングの存在意義が疑問なんだ。あって必要があったのかなと、そう感じさせてしまうというのは減点ポイントだろう」 秘書「ちなみにトゥルーエンドを飾る睦月エンドについては?」 三剣「この世界がどのような世界なのがというのが明かされる。そういう意味では一番スッキリする。でもハッピーエンドでもなくバッドエンドでもない。これもまた一時しのぎという域を出なかったな。結局来るも戻るも地獄という感じで」 秘書「鬱シナリオ・・・・というわけではないですよね」 三剣「うーーーん、どうなんだろ、何ともいえないんだよな。制作者の自己満足だけで終わってしまった。一個で言い表すのならそういう感じかもね」 秘書「設定自体はどこかの三流ホラーSFですしね(^^;)」 三剣「設定といえば、和辻ルートで○○が、冬木に向かって色々喋っていたけど。って事はあの人は非日常サイドの人間だったって事だろ?それってちょっとおかしくないか?」 秘書「シナリオと矛盾しますね」 三剣「それを匂わすような伏線も見あたらなかったし」 秘書「そこら辺は脳内補完するしかないのでは?というよりこの作品自体そもそもそういう作品ですし」 三剣「身も蓋もない言い方を(^^;)」 秘書「それではシナリオとキャラの評価をお願いします」 三剣「シナリオの評価はD。正直つまらないんだ。抽象的で申し訳ないけど、何をしたいのかは分かったけど結局何がやりたかったんだと感じさせる。シナリオは悪くないが稚拙なんだ」 秘書「キャラの評価は?」 三剣「Cだ。メインヒロインだけで言うのならばD。でも脇役がいい味を出していたのでそこをプラスしてCとする」 <まとめ> 秘書「まとめです。今作を振り返って如何でしたか?」 三剣「うーん、繰り返すが正直この作品で一体何が言いたかったのがサッパリ分からなかった」 秘書「キャラの魅力はあったんですけどね」 三剣「ヒロイン毎に世界観の担当を分けるというのは、火焔聖母の時にも語ったけど物語のテンポが良くなり、世界観の理解も深まるという一石二鳥の手法なのだが、結果的に見て全くそれが活かせていないというのはどうかと思う」 秘書「謎の部分をあんなかっ飛んだ描写にせずに、リアリティ込めて語ればそれなりに良かったと思うんですけどね」 三剣「正直俺は余りお勧めしない。キャラ造形は良かったんだけどね」 秘書「それでは全体の評価をお願いします」 三剣「評価はDだ。ゲームとしての構成を活かせる材料だったのに、活かせていないのが残念」
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