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三剣「それでは此花2〜届かないレクイエム〜のレビューに行こう」 秘書「トゥルーリポートに続いて第二作目ですね」 三剣「正直一作目をプレイしたときは、二作目が出るとは思っていなかったんだ」 秘書「んー、ゲームの規模から考えて確かにそれだけというのも思いますね」 三剣「トゥルーリポートは贔屓の中古ゲーム屋で適当に物色していたときに偶然手に取ったゲームだからね、同じく二作目もそうだったのだ」 秘書「それではレビューにいきましょう」 <キャラ> 三剣「此花1のレビューで主軸の二人は紹介したので2で初登場ながら以降のシリーズの主軸となるもう一人のヒロインからいこう」 秘書「彼女の名前は桜田忍。死神事件から数ヶ月後、かつて恵が所属していた同じ学校から転校してきましたクールな感じの女の子です」 三剣「うむ、桜田忍萌え!」 秘書「じゃ、お疲れさまでした〜」 三剣「まてまてまて」 秘書「イタッ!手を思いっきりつかまないで下さいよ」 三剣「貴殿が抜けてはレビューにならぬ」 秘書「何故武士口調(^^;)」 秘書「ま、それはおいといて、ボスが萌えという言葉を使うのは非常に珍しいですね」 三剣「ふむ、桜田忍はシリーズでは一番好感度が高い」 秘書「どういうところが気に入ったんです?」 三剣「知性と得体の知れないところ」 秘書「その二つの言葉も良く聞きますね(^^;)」 三剣「そう?」 秘書「はい、ゲームが違いますがゼノギアスのシタン先生とか」 三剣「ああ確かに、シタン先生は男だけど」 三剣「そういえば彼女の初登場はインパクト強かったな」 秘書「ですよね、学校の校舎の至る所に「桃井恵は寝小便たれ」と張りまくっています」 三剣「もちろん恵は激怒するがその犯人が忍だと知るとあっさり許してしまったな」 秘書「ま、そこら辺が彼のお人好しな部分でもあるんですが」 三剣「ふむ、彼女はとある理由で此花学園に転校してきて、そして恵をライバル視している」 秘書「その理由というのが彼女のキャラを語る上でのキモですよね」 三剣「うむ、確かに言い訳はせずに行動で示すというのはまことに潔いし、彼女らしくもあるけど・・・正直転校してまで示したかったことなんだろうか?」 秘書「女の執念というヤツですよ、ボス」 三剣「怖いな(^^;)でも転校は結構決断がいるだろうに」 秘書「前にいた高校は一流の進学校のイメージ通りに結構殺伐としていたみたいですし、それに彼女自身嫌になったんでしょう。自分の範疇外で周りに振り回されることが。愛想を尽かすには十分な理由だったと思います」 秘書「それに彼女にとって恵と一緒の時になって初めて学生生活が楽しかったんだと思いますよ。信頼できる友人が出来て。元々成績とか進学自体にそこまでこだわりを見せていないように見えますし」 三剣「友人か・・実際彼女の恵に対しての感情というのはどうなんだろ?」 秘書「そりゃ惚れているでしょ」 三剣「あ、あっさりいうな(^^;)」 秘書「でなければわざわざ此花学園に転校なんてしてきませんよ。それに4までプレイして恋愛感情という点では美亜子よりも忍の方が顕著に出ていると思います」 三剣「ふ〜む、お前がいうならそうなのかもな」 三剣「あ、そうだ、少しネタバレになるが個人的に面白かったシーンは、その忍との邂逅の後に美亜子に「誰?」と問われる部分があって、んでその選択肢の中に「彼女」という選択肢があってさ」 秘書「ああ、ありましたね」 三剣「んで結局は「冗談だよ♪」と恵がいって、美亜子が「な〜んだ」と笑顔でツッコミを入れてそのままマジ切れ寸前にまでなるのが妙に微笑ましかった」 秘書「彼女がそういう冗談が通じないのはちょっと意外かも」 三剣「彼女なりの嫉妬なのかな?」 秘書「んー、何ともいえませんね。単純に真剣に聞いているのにその態度はなんだ?みたいな」 三剣「続いては2で初登場した忍以外のレギュラーキャラを語っていこう」 秘書「一人目は椎名真由美(しいなまゆみ)先生。公式設定では「化学の先生。ナイスバディの持ち主で、人の目を意識しているのかいないのか、いつもミニスカートにスタイルを強調するかのようなピタッとしたシャツを着ている。その上からは白衣を着ている。そういった格好のためか生徒からの人気も高い」だそうです」 三剣「此花シリーズの唯一のお色気キャラだといっていい。性格の描写はないが、明るくはきはきしていて姉御肌なんだそうだ。女生徒からの人気もあるみたいだぞ」 秘書「頼りがいがありそうな印象を受けますよね。こういう年上で頼りがいがある姉御肌の女性というのは人気出ると思いますよ」 三剣「ふ〜ん、まぁあの恰好は確実に人目は意識していると思うがね」 秘書「続いては風間壬和子(かざまみわこ)です。職業は刑事です」 三剣「思いこみが激しいというか何というか、素直な性格故の一本気基質で一つのことにのめり込んだら他が見えなくなる性格みたいだ。基本的に脇役だけど濃い性格しているよな(^^;)」 秘書「ですね、ファーストネームが「みわこ」で「みあこ」と一字違いですね」 三剣「微妙に呼びづらいよな」 三剣「んでのめり込んだら周りが見えなくなると言うのはよく分かる(^^;)俺も趣味に没頭するとすごい顔をしているみたいだから」 秘書「ああ、確かに睨み付けてますよ。他の人から見れば怒っているように見えますよ(^^;)」 三剣「友人にもそれを言われたことがある(^^;)ま、そんな話しはおいといて、続いてはゲストキャラを簡単に語っていこう」 秘書「一人目では北山雅美です。活発で良く喋るタイプの女の子のようです」 三剣「人に好かれるタイプというヤツだな。ただ彼女自身の見せ場というのが余りなかったのが残念だな」 秘書「続いては南裕一郎です。バスケ部員で家庭の事情により2年休学し、今現在二十歳なんだそうです」 三剣「年上ということでかなり周りに高圧的に振る舞っているらしく、学園の問題児らしい」 秘書「続いては松井吾郎ですサッカー部員でロン毛、日焼け、文武両道がモットーでまじめな性格で受けいいというのが公式設定みたいなんですけど・・・」 三剣「設定とは一番ほど遠いキャラだと思うんだが(^^;)文武両道ってキャラだった?」 秘書「少なくともそうは見えませんでしたね。先生の前では猫をかぶるというタイプでしょうか」 三剣「あーそれに近いかも知れない。権威とかに弱いタイプだな」 秘書「続いては三石晋太郎です。科学部員で色白、中世的、性格もおとなしいみたいですね」 三剣「あのタイプの中世的な容姿というのは、結構コンプレックスにもなったりするんだな」 秘書「そうなんですか?」 三剣「女はどうか知らんけど男の場合はね。中世的といえば聞こえがいいが分かり易くいうと女顔というヤツだから」 秘書「ふ〜ん」 三剣「んで、最後に神崎依央奈だ。病弱で過去に骨髄移植を受けている経歴の持ち主らしい。オカルト部に所属しているそうだ」 秘書「今は元気に暮らしているみたいですね」 三剣「ドナーというのはなかなか見つかりにくいからな」 秘書「実の家族でも適合の確率は3割程度だということも聞いたことがあります」 三剣「それでもかなりの高確率、赤の他人だと1%を切るみたいだから」 秘書「オカルト部とのことですが、結構いじれそうな素材でしたよね」 三剣「うむ、そこら辺でもう少し突っ込んだ描写をして欲しかった」 秘書「ということでキャラを語ってきましたがどうでしょうか?」 三剣「低ボリュームながらキャラのかき分けというのは見事といいたい。しかし1よりもやや淡泊という印象を受けた。キャラが立っていたのは主軸の三人だけというのはね。サブキャラに個性があればいうこと無いと思う」 秘書「それでは評価をお願いします」 三剣「Bといったところだ、サブキャラの印象が余りないから」 <シナリオ> 秘書「続いてはシナリオです」 三剣「第二作目も此花学園が舞台なんだが・・・」 秘書「どうしました?」 三剣「同じ所で何度も殺人事件が起きてしまうと、シナリオが薄くなってしまう印象がある」 秘書「それは、今回の作品でもそうだったと?」 三剣「うむ、シナリオの印象はシリーズの中で2が一番薄い。ストーリーもあまり印象に残らなかったんだ」 秘書「此花学園自体の彫り込みの浅さというのもあるかも知れないですね」 三剣「うむ、でも今作で此花学園に関しての事情を少しだけ知ることが出来る」 秘書「はい、此花学園とは学校法人此花学園グループの学校の一つなんですよね」 三剣「しかも神道系らしい、そういう話は初めて聞いた、というか宗教の授業がないんだな、見た感じ」 秘書「宗教に絡んだ所ならどこでもお祈りとか有ると思ったんですが」 三剣「ま、その部分は割愛されているのかもしれない。此花学園グループの頂点が此花学園大学部、そしてその付属校として此花学園、彼花学園、咲耶学院のそれぞれが高等部と中等部を持っている」 秘書「しかし経営状態が思わしくないのか、咲耶学院高等部が廃校、女子校だった此花、男子校だった彼花が高等部、中等部共に共学とするなど、色々策を講じているようです」 三剣「経営はどの私立でも抱えている問題だからな、共学化はしょうがないと思う。今はそっちの方が人気があるからな」 秘書「そうなんですか?」 三剣「高校受験者の話を聞いてみると、やはり成績良い悪いにかかわらず共学を希望するケースが多いな」 秘書「でもボス自身は中高男子校でしたよね?」 三剣「ああ、まぁ俺自身共学がそこまでイイとは思わなかったけどね」 秘書「何故です?」 三剣「何故です?って聞かれても困るんだけど(^^;)そっちの方が気楽かなと、大学も理系専門で女もほとんどいなかったし、とにかく好き勝手にやっていたから」 秘書「此花大学はどういう大学なんでしょうね?」 三剣「神道系というぐらいだから仏教とかキリスト教の学科があるんじゃないか?そっち方面には詳しくないからよく分からないけど。でもそれだけだと生徒は集まってこないと思う。だから家政部とか、共学化にするなら法学部、経済学部なども設けているように思う」 秘書「イメージ的に附属ですけど大学に進学するタイプはあまりなさそうです」 三剣「確かに、まだ恵達は2年生だから、そこら辺どうするかはまだ先の話しになりそうだけどね」 秘書「全体の話としてはどうでしょう?」 三剣「話自体は1よりもしっかりしていたと思う。起承転結がね」 秘書「ふむふむ」 三剣「だが1よりも印象が薄くなってしまった。そこが残念だった」 秘書「推理としての要素は?」 三剣「余りない。犯人は話の流れで自然に分かってくると思う」 秘書「犯人についてはどうでしたか?」 三剣「基本的に1と変わりない印象を受けた。動機の部分では明確にされていて、その部分ではプラス要素かな?」 秘書「ただ毎回のことですが、此花はキャラの設定があまり生かし切れていないパターンが多いですね」 三剣「3になってそこの所は解消されるが、色々素材が揃っているのでそれをもう少しシナリオに組み込んでもよかったように思う」 三剣「キャラの部分で語ったけど、もうちょっとオカルト部分で突っ込んでもよかったし、被害者についても細かい描写はあってもいいように思えた」 秘書「それではシナリオの評価を頂けますか?」 三剣「Cだな」 秘書「C・・・微妙な評価ですね」 三剣「可もなく不可もなく、といった所かな、とはいっても1の時の繰り返しになるが、コレはプラスαを感じれば個別の評価は高くなくても全体的な評価は向上すると思うぞ」 <システム> 秘書「システムについて何ですが・・・」 三剣「基本的にセーブの機能をもっと向上して欲しい。シーン名を付けるとか、もう少し分かり易ければ問題ないんだが」 三剣「それとコレは俺の要望なんだが、画面を全体に表示して欲しいというのもあった」 秘書「確かに狭く感じてしまいますよね」 三剣「もう少しシステムの点で改良が欲しい、基本プログラムとスクリプトは一緒だと思うので、システムの改良に着手することはそう難しいことでもないと思う」 秘書「それではシステムの評価を頂けますか?」 三剣「評価は良だな」 <音楽> 秘書「音楽です」 三剣「基本的にこのシリーズは数曲の追加はあっても通して使うパターンが多い。でもこれはプラス要素だと思う。音楽というのは雰囲気をもり立てるために必要だし、音楽が違うと印象も違ってくるからね」 秘書「オープニングソングはどうでしょう?」 三剣「う〜む、正直シリーズの中では一番低い。っていうか、川澄さんの歌唱力が微妙に下手なのが気になった(^^;)」 秘書「でもそこまで歌の上手な方ではないみたいですけど」 三剣「またハッキリというな(^^;)でも1と2と4は好きだけどなぁ。元々いい声をしているかただし」 秘書「それでは評価をどうぞ」 三剣「これもCだね」 <まとめ> 秘書「此花2のまとめです」 三剣「正直2の評価はシリーズの中で一番低かったりする。舞台が一緒ということもあって、設定にも少し無理な点が見られたし」 三剣「何より1をなぞっている感覚にとらわれてしまったのはマイナス点だと思う」 秘書「でも回数を重ねていくに連れて解消されているように見えます」 三剣「これがこのシリーズの最大の長所だと思う。このレビューを書いている時点では4をクリアしているのでいえる事だけど、このシリーズは回を重ねるに連れてどんどんよくなっているモノなんだ」 秘書「キャラの相関図や彫り込みが深くなっていきますし、作品を重ねる毎に評価が上がっていくというのもなかなか無いと思います」 三剣「とにかく好きなシリーズなので、5の制作に向けてがんばって欲しいところだ」
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