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三剣「今回は此花3〜偽りの影の向こうに〜のレビューにいこう」 秘書「此花シリーズの第三作目。今回で初めて此花学園ではなくウォーターアイランドというアミューズメントパークへいくことになります」 三剣「さすがに同じ所で何回も事件は起こせないだろうしな、3作目とあってシステムも安定してきたのか、開発陣は色々な試みをしようとしていたし」 秘書「それではレビューにいきましょう」 <キャラ> 秘書「まずはキャラクターです」 三剣「前作から加わった忍も正式なメンバーに加わり、初めて三人組が結成される。前は別々に捜査していたからね。そういう意味では美亜子と忍の関係というのが、なかなか面白い」 秘書「面白いというか、いかにも女の関係ですよね」 三剣「女の関係か(^^;)ま、なんだかんだで友達同士なんじゃないの?」 秘書「友達ではないでしょうね」 三剣「な、なんで断言できるの?」 秘書「結構「ハッ」って思っているところはありますからね」 三剣「・・・・うーむ、そういえば俺が小学生の時に、お互いものすごいいい笑顔で話していて、んで「仲がいいな」といおうとしたら俺に向かって「あんなやつ口も聞きたくねぇよ!」とものすごい剣幕で迫られたことがあったなぁ、アレはビックリした」 秘書「ま、そんなとこです。でも男の人は少し違うみたいですね」 三剣「違うというか、お前が考えるほど複雑じゃないよ、ただ単に気の合う友人でつるむだけだ。嫌いな人間にはお互いに「嫌い」オーラを出すから」 秘書「なるほど、あ、今ふと気になったんですけどこの三人の学校の成績ってどうなんでしょう?」 三剣「成績か・・・恵と忍は間違いなく学年トップ5に入るぐらいの成績は常にキープしていると思う」 秘書「全国有数の進学校で首席争いをしていたぐらいですからね」 三剣「美亜子は・・・勝手なイメージで申し訳ないが成績は悪そうだ」 秘書「もしくは真ん中ぐらいか」 三剣「良さそう・・・・ではないよな」 秘書「ですね(^^;)」 三剣「おそらく試験前は三人一緒に勉強していると思われる。んですぐに集中力が切れた美亜子が二人の邪魔をしていそうだ」 秘書「その時に両方とも美亜子には理解できない二人の世界を作っていそうです」 三剣「美亜子としては面白くないだろうな」 秘書「その時忍とケンカになっていそうです」 三剣「その光景もまた微笑ましく思うけどね。ま、でも主軸のキャラの完成度は魅力的で評価も高い、4作目の時はなってから安定感がますますよくなった」 秘書「主軸といえば3にして萩原尚人のビジュアルが明らかになるんですよね」 三剣「うむ、恵との初絡みがあるが、お互い顔を知らないからそのままで終わってしまうんだよな」 秘書「彼に関しては4で活躍するので、その部分は大丈夫です(^^)」 秘書「それでは続いて、3のゲストキャラにいきましょう。3は今までと同じく、メインとなるゲストキャラはいたことはいたのですが・・・」 三剣「ああ、それは少しネタバレになるので解説は割愛させていただく。んで公式サイトに掲載されている順番に紹介していこう」 秘書「今回のゲストキャラは、ウォーターアイランドでチャットのオフ会をしていた5人です」 三剣「なので名前がハンドルネームになっている。お互い本名も名前も知らないそうだ」 秘書「ボスはチャットってやってます?」 三剣「いや、ほとんど。元々チャットってあんまり性に合わないみたい。以前は一週間に一度ぐらい参加していた時期があったけど、それも短く終わってしまった」 秘書「リアルタイムで話せるというのが掲示板と違う利点ですよね」 三剣「まぁね」 秘書「それでは最初はMIYABI(ミヤビ)です。チャットを主催している青年ですね。実質的なリーダーで今回のオフ会の場所をウォーターランドに選んだのも彼なんだそうです」 三剣「とりあえず美形ということらしい。つかみ所が無く、何処か人を喰った性格だな」 秘書「リーダーには向いていそうな性格ですよね」 三剣「マイペースなところは向いていないと思うけどね」 秘書「続いてはSILVER(シルバー)です。かなりガタイがいいですよね」 三剣「うむ、何かスポーツをやっていると思われる。バスケとかサッカーとかの体型だろうな、アレは」 秘書「ボスみたいな例外はいますけど」 三剣「き、貴様!まぁそれはおいといてだ!性格はビジュアルの通りノリの軽い男だな、だが性格は良さそうな感じがする」 秘書「ネットでナンパを趣味にしているという事ですがどうなんでしょう?」 三剣「俺の友人で出会い系にはまっていたヤツがいて、聞いてみると成功率というか、彼女は手に入れられるらしい」 秘書「へぇ〜」 三剣「これだけ出会い系が隆盛している時代だからな、ま、ネット上の合コンやお見合いみたいな感覚なんだろう」 秘書「ボスは利用したことあります?」 三剣「ない、覗いたことがあるが、利用する気にはなれない」 秘書「続いてはZAP(ザップ)です。関西在住で関西弁です。眼鏡をかけたオタクみたいな風貌です」 三剣「みたいなというより特撮オタクだ(^^;)特撮関係になるとものすごい口調で語り出す」 秘書「なんで男は自分の趣味に対してはこうも暑苦しくなる人が多いんでしょうね」 三剣「それは男の幼児性を象徴した事だと思うよ」 秘書「幼児性?」 三剣「そ、女には理解できないかも知れないがな、自分の趣味や理論や仕事に関しては途端に沸点が低くなったり、子供になったりするんだ。この愚直なところが文化の発展を促したとも俺は思っている」 秘書「ふ〜ん」 三剣「よく鑑定番組で妻の理解を得られない夫のコレクションなんてザラに聞くだろ?それと一緒だ」 秘書「分かるような分からないような、続いてはKAI(カイ)です。色白で人形みたいに綺麗な女の子ですね」 三剣「口調も穏やか、というか引っ込み思案な感じだな、特徴のない性格をしているので、語るところは特にない」 秘書「最後にYAMATO(ヤマト)です。ショートカットで元気な女の子ですね」 三剣「物怖じしない性格で、シルバーと気が合うらしい。何処に出もいる普通の女の子だな」 秘書「というわけでキャラを語ってきましたがどうでしょう?」 三剣「どのキャラもきちんと個性があってキャラ分けされていたと思う。1や2と違うのはサブキャラの個性が強くなったということ。これは大きなプラス要素だと思う。ということで評価はB。こんなところかな」 <シナリオ> 秘書「続いてはシナリオです。冒頭で述べたとおり。今回の舞台はウォーターアイランドとは離島に建設されたアミューズメントパークです」 三剣「舞台を移した判断は正解だったと思う」 秘書「というと?」 三剣「2のレビューの時も語ったけど一つの舞台でひたすら事件が起き続けるというのはシナリオも薄くなるというのと設定に無理が出てくるという二つの害を持つ。2でその傾向が少し出ていたので心配したが、舞台が変わることによってそれは解消されたと思う」 秘書「確かにこれだけ事件が続くと、学園存続にも関わってくる等、悪い意味でリアリティに欠けてしまいます」 三剣「次回作の4でも最大のボリュームと詠っていても此花学園はほとんど出てこないからね」 秘書「でも此花学園が見れなくなるというのも少し寂しいですよね。元々はそこが舞台ですし」 三剣「んー、なら次回作は此花学園大学をテーマとして扱うのもいいかもね」 秘書「ああ、此花大学と此花学園と往復できたりとか」 三剣「キャンパスもそんなに遠いところにはないと思うし。それに此花学園の周りはビル街が広がっているからな、そこら辺の解説も欲しいところだ」 秘書「私は個人的にもう少し動ける場所を自由に設定してもいいと思います。地図上で複数の場所を異動できたり、コレぐらいは求めてもいいのではないかと思いますね」 三剣「俺もそれは思う。俺はオーソドックスなコマンド選択型にして欲しいと思ったりするが、それは贅沢に思うかも分からない」 秘書「ふむ、動ける場所を自由に設定したりするとその分のボリュームと制作日数によりコスト増もありますし」 三剣「此花シリーズでのシナリオの欠点は世界観の彫り込み不足だからな。淡泊に感じられる大部分の要因がそこにあると思う。でもサイズの都合上そこまで細かい描写にすることは出来ないんだよな」 秘書「今回のウォーターアイランドも、今ひとつ場所に対しての感情移入って出来なかったんですよね」 三剣「CGもチャチになってしまっている。人気アミューズメントといったが印象的には普通の遊園地のような気がした」 秘書「世界観の彫り込みは難しいと思いますよ。そこにテキストはあまり割けないと思いますし」 三剣「そうだよな、そうそうシナリオといえば今作からワトソン君適正診断というのが導入されたんだよな」 秘書「エンディングを迎えた後に判断力と決断力で総合ランクが出るんですよね」 三剣「ちなみに決断力は選択肢が出たときにそれを選ぶスピード、判断力は正しい選択肢を選ぶかがポイントなのだ」 秘書「この適正診断はどうなんでしょう?」 三剣「正直蛇足だったと思う」 秘書「あらら(^^;)」 三剣「何でかというと、評価が下されるまでに結構時間がかかる。まぁ時間がかかると言ってもほんの数分だが回を重ねて行くに連れて面倒くさくなっていくんだ、しかも飛ばせないし、クリアリストを作るためにしょうがなく見たという感じだ」 秘書「もっとおもしろみが有ればと思うんですけどね」 三剣「ああ」 秘書「でも4ではそれが改良されています」 三剣「そうだな、コメントのバリエーションもなかなか多いし、これはたいしたモノだと思った」 秘書「シナリオ自体はどうです?」 三剣「きちんと一定のレベルは保たれている。とはいってもどうしてもボリュームがないため淡泊でエンディングが結構あっさり終わってしまうのがな、コレはシリーズに共通してあることだけど」 秘書「バッドエンドならともかく、ハッピーエンドだったらもうちょっと長いエピローグがほしいですよね」 三剣「これも5に期待しよう」 秘書「推理要素はどうでしたか?」 三剣「犯人の確証が最後まで得られなかった。結局消去法に頼るしかなく、最後までどうなんろうと思っていたな」 秘書「でも推理の複線の張り方とかは前作よりも向上していると思ったんですが」 三剣「確かに、決めてとなる分かり易い証拠がはっきり出たのは3が初めてのような気がする」 秘書「恵と犯人との対峙も良かったですよね」 三剣「結構緊張感があったよな、面白かったよ」 秘書「犯人に対してはどうですか?」 三剣「これはシリーズ初の外道が出たと思っている」 秘書「外道、1と2での違いはなんだと思います?」 三剣「ま、1と2の被害者は殺されるだけの理由もあった。そして加害者もまた殺す理由というのもきちんとあったように思える」 秘書「しかしだからといって殺人が許容されるとは思いませんが」 三剣「そんなことは分かっているさ、だがこういう状況に対峙したときに人がどう判断するのかは論理では導くことは出来ないからね、そういう意味ではストーリーとしてスッキリしたモノはあった」 秘書「今回の犯人もとりあえず動機はありましたよね」 三剣「だが基本的に自分の目的のためなら人が死んでも何とも思わない輩だ。自分は悪くない、悪いのは全部他人だ。そう思うのならまだイイがそれで関係ない人に危害を加えるからね」 秘書「ただその動機の描写が弱いんですよね。最後にちらっと出るだけで。しかもそのちらっと出るルートも一つしかないですし、もう少しそこら辺踏み込んでくれれば」 三剣「それは俺も思った。動機と行動の結びつきが一番薄かったのが印象に残っている」 秘書「それではシナリオの評価をどうぞ」 三剣「Bだな、起承転結の結の部分が淡泊だったが、それに至る過程というのは非常に楽しめた」 <音楽> 秘書「音楽です、今回の曲で何か気に入ったのはありましたか?」 三剣「オープニングソングが一番気に入った。2の時にも書いたけど正直2のオープニングソングは今ひとつだったのでクオリティも上がってイイと思った」 秘書「それでは音楽の評価をどうぞ」 三剣「Cクオリティは高くないが、かといって耳障りではない」 <システム> 秘書「システムはどうです?」 三剣「悪くはないが、もう少しどういう状態でプレイしているかが分かれば文句はないんだが」 秘書「第何章かと日付と時間しか表記はないですから」 三剣「章といわれてもその概念は漠然としているからね」 秘書「4ではセーブの変わりにブックマーク機能がありますよね」 三剣「うむ、少々慣れるのに時間がかかるが、慣れるととても便利な機能だと思う」 秘書「それではシステムの評価をどうぞ」 三剣「良というところだね」 <まとめ> 秘書「今回のレビューもまとめです」 三剣「シリーズ3作目とあって、キャラの安定度は増している。俺的に好感が持てたな」 秘書「ボスひいきの忍はどうでした?」 三剣「トリオとなって初の捜査だからまだちょいとその雰囲気になれていないという感じがあったかな。まだつかみ所が無いという感じ。でも4になると忍がかつて恵と秀才コンビを見せていた素直さが出てくるので俺的にはこれでよし!」 秘書「(^^;)では総合ランクはBでいいですか?」 三剣「うむ」
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