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Never7 〜the end of infinity〜



三剣「今回はネバー7のレビューに行こう」

 

秘書「ネバー7。一番最初にPS版に発売されたときのタイトルはinfinityで後にサブタイトルとなりネバー7が正式タイトルとなったんですね」

 

三剣「その通り、シリーズの元祖だ」

 

 

<キャラ>

 

 

三剣「さぁキャラのレビューに行こう」

 

秘書「まずは男性キャラからです。最初は主人公石原誠からいきましょう」

 

三剣「まぁギャルゲーではありがちの特に何の特徴もないごく普通の男の子だ

 

秘書「身も蓋もない言い方しますね(^^;)」

 

三剣「まぁ大学にろくすっぽ出席せず留年ぎりぎりという状態らしい。というだけでこれ以上は特に何もないんだよな。レビューといわれても結構難しい」

 

秘書「でも一週間を繰り返してしまうという危機に陥りながらヒロイン達を救っていく様子は男らしいですね

 

三剣「うむ、飯田もそうだが二人して結構一途なところがある」

 

秘書「それではその飯田億彦にいきましょう。飯田財閥の御曹司です」

 

三剣「金と権力を持ったボンボン。性格は定石通り嫌な奴としての位置づけだ

 

秘書「ただ彼は遙に惚れており彼女に対しては一途ですよね、女の気持ちは理解してくれそうです」

 

三剣「してくれそうか・・正確には理解したと見せかけることが上手なんだよ

 

秘書「へ?」

 

三剣「ああいうタイプは往々にしてね。「お前の気持ちを理解している」というポーズが「理解されている」という錯誤を生み出すのだ

 

三剣「そういう意味で非常に器用だな」

 

秘書「錯誤、別にいいじゃないですか、たとえボスのいうとおりでも理解しているというポーズだけで安心できるモノですよ」

 

三剣「へぇ〜」

 

三剣「ま、でも一途な部分は確かにある・・・・でもその一途な部分を持っていたからこそ性根は腐っていないと思ったんだがな

 

秘書「確かに気になる部分が一カ所だけ有りましたね」

 

三剣「ああ、これがその合宿の目的とリンクしていたのでもう少し深く掘り下げてほしかった

 

秘書「ネタバレできないのでこれ以上語れませんが、彼に関してはこんなところです」

 

秘書「続いてはメインヒロインらしい川島優夏にいきましょう」

 

三剣「雑で大雑把な性格、細かいことを気にしない豪快な性格だな。ちなみにうわばみで常に酒を片手にしていて料理は殺人級に下手だ。んで酔っぱらうと親父ギャグを連発する親父ギャルだ

 

秘書「救いようのない紹介しないで下さいよ(^^;)まぁ確かに人気無かったみたいですけど」

 

三剣「でも俺的には作品中で好きなキャラ第二位なのだ

 

秘書「どっちなんですか(^^;)」

 

三剣「一緒にいると楽しそうだろ?」

 

秘書「確かにムードメーカ役ですよね。エバー17で同じムードメーカ役の優が一番人気からしてももう少し人気が出てもイイと思いますが」

 

三剣「その理由に関しては分かるような分からないような」

 

秘書「?」

 

三剣「市場の需要に合うか合わないかがでかかったと思われる。市場というのは無論ギャルゲー市場だ。優夏はその市場の需要にそぐわない色物ヒロインとしての位置づけが強かったと」

 

秘書「う〜ん、分かるような分からないような、要は男に都合のいい女じゃなかったからということですか?」

 

三剣「たぶん・・・優夏も十分に都合のいい女だったと思うがな」

 

秘書「つづいては守野いづみにいきましょう。くるみの姉さんで、喫茶店ルナビーチのバイトで生計を立てているフリーターです」

 

三剣「彼女が作中で一番気に入った」

 

秘書「どういう部分が?」

 

三剣「知性を兼ね備えているところとかな。実はもう一つあるのだが彼女の場合シナリオ自体がエバー17でいうとココ編にあたるので深くは語れないんだがね」

 

秘書「ですね、深くつっこめば自ずとバレが来ますから」

 

三剣「ま、あえていうなら彼女の好奇心だ

 

秘書「よけい分かりづらくなってしまいますよそれ(^^;)」

 

三剣「ちなみに大人しそうに見えて実は凄いスピード狂で免停は既に六回喰らっているらしい

 

秘書「六回・・・いくら罰金払ったんでしょうか」

 

三剣「俺の友人もスピード違反で免停喰らったヤツがいるが、道交法が改正されてたからかなりの高額を払っていたよ」

 

三剣「ちなみにスピード狂は自分がスピード狂なんて自覚してないパターンが多いぞ、その友人もそうだった」

 

秘書「では次はそのいづみの妹、守野くるみです」

 

三剣「ロリ担当だ

 

秘書「だからそんな身も蓋もない紹介辞めて下さい(^^;)」

 

三剣「外見はそうは見えないが17歳らしい、自分の風貌にコンプレックスを抱えているんだ」

 

秘書「の割りには風貌だけではなく言動も幼いですよね、くるみ語とか、今流行の不思議少女系がちょっと入っています」

 

三剣「うん、俺もそう思う。むしろ楽しんでいるようにも見えたが

 

秘書「で、当然の如く誠をお兄ちゃんと呼びます

 

三剣「「お兄ちゃんらしい人にはお兄ちゃんと呼んでいい」だったか、ココが言っていた台詞と同じだ」

 

秘書「自分がどう見られるかを結構したたかに計算していそうです

 

三剣「(^^;)・・・う〜ん、まぁこういう突っ込み自体は無粋なんだろうが現実にいたらの話な、ゲームでは天真爛漫、それに故に出た言葉だ、そう信じよう」

 

秘書「それでは続いては樋口遥です」

 

秘書「自分には心がないという不思議な女の子、基本的に内向的で無口、それでいて学業は優秀で飛び級して三年生に昇級しています」

 

三剣「正直なぜ心が無いという理由は平凡だったと思う

 

秘書「思わせぶりな台詞から結構重要な位置を占めていると思ったのですが」

 

三剣「彼女についてはもうちょっと掘り下げても良かったと思うな」

 

秘書「では次は朝倉沙紀です。一流大学に通っているお嬢様。優夏とは同じ中学に通っていました。わがままで、かなりプライドが高いです」

 

三剣「受けるか受けないかは別としてキャラとしてはきちんと成立していたとは思うぞ」

 

秘書「設定資料集にはやや人間不信な面が見られると書いてありましたね」

 

三剣「ふむ、確かに裏切られたと勝手に自分が思いこんで当たり散らす部分というのはあったな」

 

秘書「その感情の原点については詳しく語られてはいないのですね」

 

三剣「それがわがままに直結していると考えていいか、注文を付けるとするならばわがままでお嬢様というキャラ付けからもう一枚魅力となるカードが欲しかったな

 

秘書「ということでキャラについて話してきましたけど、全体的に見てどうでした?」

 

三剣「どのキャラも王道な作りになっていると感じるとはいえそれ以上のモノはあったように思えた」

 

三剣「安定した魅力を持っている。故にキャラの評価は65点ということにしておこう」

 

 

<シナリオ>

 

 

秘書「シナリオです。シナリオは公式HPに公開されている情報程度のネタバレがあります

 

三剣「シナリオライターはインフィニティシリーズ通して打越鋼太郎氏だ」

 

秘書「今現在は槻潮鋼に改名されているみたいです」

 

三剣「主人公石原誠は目の前で女の子が非業の死を遂げる悪夢から覚めるところから始まる」

 

秘書「誰だったのか、場所はどこだったのか、ただ一つ覚えていることは夢の中の日付が4月6日という事だけです

 

三剣「そしてゲーム開始時の日付は4月1日だ。ここまでいえば気づいたと思うが、主人公はいつの時からか1日から6日をループしている。これから脱出するのが一つの目的となる」

 

秘書「同じ日を繰り返すというのはオカルトチックではありますが実際そういう記録は残っているそうです」

 

三剣「残っているといってもドッベルゲンガーの類なので信憑性はどこまで信じていいか分からないがな」

 

秘書「ふむ、ボスはループやドッベルゲンガーという逸話は信じていないのですか?」

 

三剣「んー、こういうのは面白くてね、その人が見たということが一番信じられなかったりするんだよ

 

秘書「?」

 

三剣「人は見たいモノ、見たくないモノ、感じたいもの、感じたくないモノを必然的に見よう感じようとするんだよ、意識、無意識にかかわらずね

 

秘書「ふむ」

 

三剣「幽霊の正体見たり枯れ尾花、尾花は柳ともいうらしいがな、このことわざは意外とバカに出来ないんだ」

 

秘書「ボス、でも」

 

三剣「もちろん、それで全部済ましてしまうのはもったいないよな、だから俺は信じているよ、何故ならその方がロマンチックだからだ

 

秘書「唐突にリメンバー11をパクらないで下さい(^^;)」

 

三剣「シリーズつながりってことで・・でも実際科学では説明付かない事象というのは多々あると思う。そもそも「自分」という意識自体かなりオカルトめいたモノだと思っているし

 

秘書「自分という意識が・・・ですか?」

 

三剣「そ、究極的に「自分」という意識は肉体から離れることは出来ない。どんな力を持っていようと他人にはなれない。自分という意識が何から生まれたのかは誰も説明することが出来ない。何も分からない状態で自分という意識が存在している。コレは事実。説明が付かない分野であるオカルトとそういう部分は一緒だろ?」

 

秘書「確かに・・・ちょっと目から鱗です」

 

三剣「だから無限ループもあるだろうと考えよう。無限ループについての時間軸の考察はそれはそれで面白いモノがあるがな、ま、それはおいておこう」

 

秘書「はい、その誠達ははゼミ合宿のために、とある南海の孤島に来ています」

 

三剣「閑散としているが平和で和やかな雰囲気のする島だな。こういうところを散歩してみたくなるよ」

 

秘書「でも基本的にノベルタイプなので自由には行動できませんよね」

 

三剣「ま、それはしょうがないと思うがもう少しシナリオに場所に関連した逸話なんかを混ぜても良かったと思う。神社以外にもね」

 

秘書「でも雰囲気は良く出せていたと思います。キャラとの関係も含めて基本的にほのぼのとした感じを受けますよね」

 

三剣「これは素直にシナリオライターの腕だな」

 

秘書「キャラ毎のシナリオはどうです?」

 

三剣「どのキャラシナリオも完成度はすごく安定している。だがメインヒロインである優夏といづみ、この二人以外のシナリオが安定していたモノの必然的に核となるモノに絡みはなかったんだ。そこが残念だな」

 

三剣「あ、そうだシナリオといえば」

 

秘書「はい」

 

三剣「このPS2版はアベントシナリオとして素人が書いた二次創作シナリオが掲載されている

 

秘書「声は入っていませんがちゃんと画像、エフェクトもちゃんと付いていますよね」

 

三剣「これは結構粋な計らいだと思うよ。正式な商品に載せたわけだから、おまけ要素とはいえね。ユーザーサービスとしては結構すごいと思った」

 

秘書「掲載された人にとっては一生の思い出になりますからね(^^)」

 

三剣「ま、レベルはまちまちだったけどね、あれを読むとプロの文章がいかにすごいか思い知らされたよ(^^;)

 

秘書「そういえばイヴシリーズでも公式HPに二次創作作品を掲載していましたよね、挿絵としてゲームの画面が使われていたり、リンクも個人的なユーザーサイトとの相互リンクをしていたり、そういう意味では初期のイヴオンラインはユーザーのことをよく考えていた気がします」

 

三剣「公式BBSもゲームビレッジが持っていたからな。交流の場を持たせてくれたのは本家のシーズではなくゲームビレッジだったのもなかなか粋だった

 

三剣「俺自身小説を結構な数を掲載させてもらったが、キャラの挿絵が付くというのは何とも嬉しい気分になったよ」

 

秘書「そういえば、小説やイラストを掲載するときには審査があるといっていましたけど、あれはどうだったんです?」

 

三剣「さあ?」

 

秘書「さあって(^^;)」

 

三剣「基本的に送った作品は全部掲載してもらった。おそらく暴力表現や性的表現などの審査なんじゃないか、そんな感じだったけど」

 

秘書「と、話しがずれてしまいましたがシナリオの評価をお願いします」

 

三剣「基本的に安定した造りとなっている。どのシナリオもハズレというモノはないと思う。だがもう一枚何かほしかったのも事実だな。というわけで65点、こんなところかな」

 

 

<音楽>

 

 

秘書「音楽です、音楽はどうでしたか?」

 

三剣「これも悪くない。オープニングムービーの音楽とかは良かった。全体的に悪くない造りになっている。ただ作られた時期が時期なだけにやや古くさいイメージがあるがきちんと仕上げられている」

 

秘書「それでは音楽の評価は?」

 

三剣「思いっきり気に入った曲というのがなかったから。これも安定という言葉がふさわしい」

 

秘書「先ほどから安定安定という言葉を使っていますけど、ボスがいうアベレージとは違うんですか?」

 

三剣「違うよ、アベレージは平均、悪くはないが良くもないという意味で俺は使っている。少なくとも平均は超えているよ」

 

三剣「というわけで音楽は61点

 

 

<システム>

 

 

秘書「システムについて何ですが・・・」

 

三剣「うん、システムについてはインフィニティシリーズ通じてほとんど変わらないからな、ただネバー7の場合はそれはPS2版だけらしい。他がどうなっているのかまでは分からない、故に今回はPS2版だけの評価でいく」

 

三剣「というわけで評価は80点だ」

 

 

<まとめ>

 

 

秘書「今回のレビューもまとめです」

 

三剣「インフィニティシリーズの記念すべき第一作となったわけだが、基本スタンスはギャルゲーだ。エバー17やリメンバー11はそれとは一線を画するコンセプトを持っていたがこの作品にはあまりそれが見られない」

 

秘書「エバー17をプレイした後では多少物足りなく感じるかもしれませんね」

 

三剣「でもギャルゲーに哲学という独自の世界観を盛り込んだのは面白いと思う

 

秘書「それでは総合評価をどうぞ」

 

三剣「ランクか・・・う〜ん、B−かな」

 

秘書「マイナスですか。もうそれ正式なランクに入っていますね」

 

三剣「評価が迷う作品って結構あるからな(^^;)」




Ever17 〜the out of infinity〜 のレビュー評価


キャラクター 
シナリオ 
音楽 
システム 
短評 外れがない安定した作品。
ただもう一つ魅力となるモノが欲しかった。
  
 
総合 



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