
|
||||||||||||||||||
|
三剣「今回はピチカートポルカのレビューにいこう」 秘書「ピチカートポルカはぱじゃまソフトが開発したミステリーアドベンチャーゲーム。それをキッドが移植して発売したモノです」 三剣「公式設定では恋愛アドベンチャーという位置づけはされていないが、その要素はメイン格で入っている、本筋のシナリオと恋愛の二本柱が構成となっているんだな」 秘書「元は18禁のゲームなのですが、移植する上でそのシーンは削除されています」 秘書「ボスがこのゲームを買われたきっかけは何なんですか?」 三剣「キッドのオフィシャルサイトを見て、興味がわいてな、ジャンルも「ミステリーアドベンチャー」だし、何となく面白そうな感じがしたから」 秘書「ふむ、ボスは一般的な萌えでゲームは買わないんですか?」 三剣「まず買わない。というより正確には「女の子と仲良くなることが主目的のゲーム」はかわない」 三剣「でも恋愛が主目的の中の一つだったり、副次的なものだったり、つまりそれ以外に何かを描いているのならプレイする」 秘書「ふむふむ、それではレビューにいきましょう」 <キャラ> 三剣「まずは主人公の鼓達也だ」 秘書「日本の私立大学の史学科に所属している生徒で、疾走した生島静香先輩を追ってヘクセンブルグへ留学に来ました」 三剣「留学先はヘクセンブルグ大学。かなりの名門校で偉人を何人も輩出しているらしい」 秘書「のどかな感じがしていいですよね」 三剣「うむ、元々田園風景が広がる街だからね、観光としてくるぶんにはもってこいじゃないか」 秘書「達也の性格はどうでしょう」 三剣「一見頼りなさそうに見えるが、いざというときの行動力はなかなかのモノだと思う」 秘書「まぁこのゲームにありがちな八方美人な性格ではありますが」 三剣「それはいうでない(^^;)でもだからといって嫌味にはなっていなかったと思うぞ、俺的にはなかなか好感のもてる主人公だったと思う。彼もまた普通という個性を持っているな」 秘書「でもそのお人好しな性格が裏目に出るのか学校では生島静香のパシリをさせられていたんですよね」 三剣「パシリかい(^^;)確かに達也はどうやら生島静香の研究の補助をさせられていたらしい、ただウマがあったのか仲は良かったそうだ」 秘書「美人で明るくて頼りがいがあって、達也はほのかな恋心を抱いていたらしいですね」 三剣「ま、それは何となく分かる、んで達也の補助設定としてヘクセンブルグの管理人曰く「年上の女性に気に入られそうなタイプ」といっていたが、手の掛かる弟みたいな感じで可愛がられるタイプなのかも知れないな」 秘書「長男には見られないタイプかも知れないですね」 三剣「どうなんだろ?でも達也のちょっと情けないところとかは共感できたんだがな」 秘書「そうなんですか?」 三剣「基本的に長男はしっかりしている部分と抜けている部分が両方有ると思っているし」 秘書「ふ〜ん」 三剣「まぁそれはおいといて、次は話の中で出てきたから生島静香のレビューでいこう」 秘書「はい、彼女は達也が通っている大学のゼミの先輩。民俗学を専攻していて成績も優秀。そして優秀な研究結果も残しています」 三剣「研究に対してはものすごい没頭するらしい、それが乗じて研究のこととなると周りが見えなくなったりかなり無茶をするタイプらしい」 秘書「好きなこととなると没頭するというのは共感できるんじゃないですか?」 三剣「うむ、没頭しているときというのは凄く幸せだからね」 秘書「ふむ、ボスは彼女が一番気に入ったんじゃないですか?」 三剣「え?よく分かるな。彼女を攻略するシナリオが欲しかったな。正直言って」 秘書「んで好きな理由も一緒にいると面白そうだが理由でしょ?」 三剣「よく分かるな(^^;)なかなか刺激がありそうだ。民俗学というのも興味深い題材だし、その話を聞くというのはなかなか楽しめそうだしね」 秘書「まぁ、ボスの趣向は何となく分かりましたよ」 三剣「はは、んで彼女自体の性格は雑で大雑把な性格、自分の好きなことには没頭するからマイペースに写っただろうね」 秘書「個人的にもう少し出番があってもよかったような気がします。せっかく魅力的な素材も揃っていましたし」 三剣「それは俺もそう思う、ただキャラ付けはちゃんとしているからマイナスポイントには成らないけど」 秘書「続いてはメインヒロインのステラです。主人公が下宿した宿の隣に住んでいる明るくて元気いっぱいの女の子ですね」 三剣「音大の生徒でバイオリンを得意としている。家族を幼い頃亡くしていて、奨学金を取り大学に通い、生活費は自分で稼ぐガンバリ屋さんだ、んで猫にやたらと好かれるらしい、好物はトマトなんだと」 秘書「トマトが大好き、というよりアレはもうトマトフェチですよね」 三剣「フェチって(^^;)しかし達也の気持ちがものすごーーーくよくわかる」 秘書「よく分かるとは?」 三剣「ステラと付き合ってトマト料理をたらふく食わされただろ?達也もトマト嫌いだし、俺もトマト嫌いだし」 秘書「トマトは嫌いな食べ物では結構メジャーですよね」 三剣「俺も大人になった今でも苦手だからな」 秘書「ステラに対してボスはどう思いました?」 三剣「とてもいい子だと思う。ピュアな感じがいいと思うし、ちなみにあの容姿と性格で男っ気が全然ないという設定に対しては突っ込んじゃダメだぞ!」 秘書「続いてはニコです。ヘクセンブルグの裏町に住んでいて、煙突掃除屋をしつつ、スリを働いて生計を立てている女の子です。ヘクセンブルグに付いた早々主人公の財布をスリます」 三剣「周りが大人ばかりで育った環境のせいか、妙なところでスレてしまっている。でも基本的に子供だな」 秘書「危なっかしい所がありますけど、基本的にいい子ですよね。人情に厚いですし。犬のティポもかわいいです」 秘書「それにスリといっても、観光客専門で腕はかなりいいらしいですね。本人は義賊を自称してスッた金は同じ裏町に住む貧乏な人たちに分け与えたり、貸してあげたり、裏町の大人達からは可愛がられているみたいです」 三剣「人当たりもいいからね。全員妹か娘みたいに思っているんだろう、煙突掃除屋としても一流で顧客を何人も抱えているらしい」 秘書「自分の食い扶持は自分で稼ぐというのは大したモノだと思います。手に職を持っているというのは強いですね」 三剣「ステラもニコも日本ではあまりいないタイプだからね。だから凄く新鮮に映る」 三剣「そういえば彼女のパートナーのティポはかなり知能が高いよな。人語も解するし、ニコルートでは二人がいい感じになる時を聞かせてその場からいなくなるんだ、出来た性格だよ(^^;)」 秘書「続いてはヘンリエッタ・エステルハージ。ヘクセンブルグ大学教授で達也の指導教官です」 三剣「おっとりほのぼのとした優しい雰囲気を持つ女性。しかし不器用でドジで泣き虫で世間知らずで天然だ」 秘書「泣いて男の同情誘えるなら安いモノですね」 三剣「お、お前はまた突然そういうことを(−−)」 三剣「まぁしかしあの年で大学教授になれるモノなんだろうか?どう見ても二十代中盤から後半ぐらいだよな」 秘書「祖父のコネクションもあるでしょうが彼女自身優秀ですから。真面目で一生懸命で一途でひたむきなのはいいと思いますよ」 三剣「彼女のポイントは恵まれた環境故に抱えるコンプレックスだな」 秘書「自虐といえるほど自分を過小評価しています」 三剣「違うゲームになるがミステリートという作品で「自分を過小評価することは過大評価することと同じぐらいに愚かなことだ」という台詞があったがいい台詞だと思うし、結果自らを貶めてしまうからね」 秘書「彼女自身世間を全く知らないで育ち、自信となる機会に恵まれなかったのが大きいため余計にそれが強いかも知れないですね」 三剣「続いてはミリアムにいこう。教会にいる少女。無口で無表情。感情がほとんど表に出さないので考えているのか掴みづらい。でも根は優しい娘」 秘書「キャラ設定では「根は優しい」というのが今回多いですね」 三剣「ふむ、キャラもシナリオもある程度のご都合主義があるが、そこが嫌味になっていないんだよな。登場人物全員が何かに一生懸命にやっているし、こういう部分は非常に好感が持てる」 秘書「彼女に関してはどうでしょう?」 三剣「うーん、以外とお茶目な部分があったりする」 三剣「琴梨を妙に気に入って突然「あだ名を付けてあげる」って琴梨がしどろもどろになりながらもそれを了承すると「ぴーちゃん」というあだ名を付ける。彼女の性格から何の関連性もないあだ名を想像していただけに、あまりにストレートなネーミングには逆に裏をかかれた感じだ(^^;)」 秘書「琴梨も「そ、それって私が「コトリ」だから?」とそのまんまの突っ込み入れてます」 三剣「あのシーンはちょっと笑ってしまった(^^;)」 秘書「では次はその鼓琴梨(つづみことり)にいきましょう。達也の実妹。甘えん坊で泣き虫のお兄ちゃん子です」 三剣「もうこの手のゲームで妹がいた場合ブラコンだというのはデフォだ」 秘書「確かに(^^;)とはいっても18禁ゲームならかなりの確率で血はつながっていないのですが、琴梨は実の妹ですね」 三剣「まぁ元々そういう目的で作られた訳じゃないし、というよりぱじゃまの妹キャラは攻略できないというのが前提なんだそうだ。俺は良くしらんが」 秘書「ちなみに琴梨はストーリーでは鍵を握っていたりするので重要なキャラなんですね」 三剣「そうなんだよな、だからこれ以上は詳しく語れない」 秘書「後ニコと見た目がそっくりとのことですがキャラデザを見る限りあまり似ていないですよね(^^;)」 三剣「確かに(^^;)続いてはアルベルト・ケスターにいこう。ヘクセンブルグ史学部部長、性格は歯に衣着せぬ物言いと尊大な態度から序盤から「嫌な奴」として登場する」 秘書「他人に説教する言葉も事実をはっきり言いすぎて、侮辱めいたことも口にしますよね」 三剣「これは自身が極度の完璧主義者であることがその由来だろうな」 秘書「その考え方自体は結構なんですが、こういう人は他人にもその考えを押しつけてしまう傾向がありますよね」 三剣「こうやれなうまくいくのに何で他人はこうやらないんだ!というやつ、それがなまじっか的を射ているだけに余計にね」 秘書「次はクリスチーネ・ホリガーです、というと「いたっけ?」と思われる方はいると思いますので分かり易くいうと「管理人」です」 三剣「名前が本編でも二回しか出てこなかったからな(^^;)」 秘書「スタッフロールでも「管理人」としか記されていませんでしたよね(^^;)」 三剣「これもしょうがないだろうなぁ、クリスチーネ・ホリガーって書いてあっても名前の印象がほとんど無いし、スタッフ側の配慮だったのでは?」 秘書「続いてはエリザベート・アーノルツェンです」 秘書「といっても、再びおそらくクリア後もこの名前が誰かを指しているのかすぐにぴんとくる方はあまりいないように思えます(^^;)」 三剣「うむ、実は女刑事の名前なんだよな。本名が出てくるのはたった二回だけだし」 秘書「メインとしての絡みはなかったですよね。基本的に脇役でしたし、もうちょっと活躍の場があっても良いような気がします」 三剣「ちなみにエリザベートの声優は川崎理恵子氏だ。ゼノサーガでジュニアの声を当てていた人だな」 秘書「演技もジュニアの時とあまり変わり有りませんでしたよね」 三剣「うむ、だからジュニアの顔がフラッシュバックして大変だった(^^;)」 秘書「次はユーリとユーニ、レストランで働くウエイトレスです。大きくてグラマーな方が妹のユーニ、小さい方がユーリです」 三剣「最初名前の区別が付かなかった(^^;)だが対照的な性格の姉妹だよな、何となくユーリはゼノギアスのチュチュを連想した」 秘書「それはプレイしたことがないと分からないと思うのですが(^^;)どうしてです?」 三剣「いや、なんとなく」 秘書「(なんとなくかい・・)最後は神父です」 三剣「ミリアムの養父だな。なかなか温厚なお人だ。この人についてはコレまでにしよう」 秘書「ということでキャラを語ってきましたがいかがでしょう?」 三剣「これはキャラデザに好き嫌いが別れそうな感じがする」 秘書「今流行のぷに絵というヤツですか・・」 三剣「ぷに絵か(^^;)そっちの世界は分からないから断言は出来ないけど、それに近いかも知れない、正直ちょっと苦手・・。キャラデザで苦手ってほとんど思わないんだけどね。でもプレイしていくにつれて慣れてきたからいいが」 秘書「それではキャラの評価をどうぞ」 三剣「Bといったところ、各キャラクターがそれぞれに一生懸命で健気で、それが嫌味に出ていない、なかなかの出来だと思う」 <シナリオ> 秘書「シナリオです」 三剣「まずこの作品は各キャラクター毎の攻略順序が決められている。そこから色々な情報を補完し、そこでトゥルーエンドにたどり着き、全てが解明されるというわけだ。近年良く用いられる手法だな」 秘書「これはゲーム性の欠点ともつながってしまうおそれがありますが、コレと言うほど不具合のようなモノは感じませんでした」 三剣「これはシナリオの起承転結がはっきりとしているからだと思う。テキスト量としてはそんなに多い方ではないが、ボリューム不足だと感じなかったのはそこがはっきりとしていて、キャラとの整合性もきちんと保たれていたからのように思える」 秘書「それに順序が決められているといっても、そこまでゲーム性を損なうモノでもなかったですし」 三剣「そうだな、それにキャラクター同士の関係にも由来するかも知れない。もちろんメインとなるヒロインはいるがそれ以外のヒロイン、サブキャラ達が上手く話に絡んできて、物語に幅が出ている」 秘書「会話も楽しいですよね。活き活きしています」 三剣「それにこのシナリオの特徴は一つに綺麗にまとめられているところにある。だが少々綺麗すぎるきらいもあるんだ」 秘書「ですね、正直ご都合主義な所もありますし、ぐいぐい引っ張る威力を持ったシナリオではないですよね」 三剣「うむ、雰囲気の出し方が上手いんだ。コレは素直に見事だと思う」 三剣「とはいえ、民俗学に関しては突っ込んだ描写があっても良かった。軸となるキーワードだからね。ヘンリエッタが授業をする上で多少描写があるぐらい」 秘書「全体的な彫り込みはかなり浅いですし、とにかく深く考える必要は全くないです。ライトなシナリオなんですね」 三剣「故に淡泊な印象は拭えない。アッサリしすぎている。それに最後の方はどっちかというとファンタジーなノリになるし」 秘書「これは色々別れるところですね」 三剣「俺的には民俗学を突き詰めて料理しても良かったと思うが、ファンタジーがノリも悪い訳じゃないけど」 秘書「とにかく雰囲気がいいです」 三剣「雰囲気といえばこの作品の舞台も関係しているな」 秘書「ヘクセンブルグですね。どうやら欧州の田舎町のようです」 三剣「うむ、ヘクセンブルグという街はとてもいい街だな。中世的というか、何ともいえない情緒があると思う」 秘書「欧州に見られる街並みですよね。どこが和ませるというか、そんな雰囲気を持っています」 三剣「古い建物がそのまま残っている場合が多いからね。長い年月から発せられる郷愁というのはどの国のモノでもいいモノだ(^^)」 秘書「下町みたいな感じですね」 三剣「その表現が正しい、大所帯という感じがするし」 秘書「そこにあるヘクセンブルグ大学も凄くのどかで落ち着きがあります」 三剣「昔の名残が色濃く残っているからな、簡単にいえば長年培われてきた人の伊吹を感じる所なんだよ」 秘書「日本の場合では京都といったところでしょうか?でも普通の民家でここまでシックな建物というのはなかなか無いですよね。日本もそういう建物を造ればいいのに・・」 三剣「一言にはそう断言もできないぞ、日本にはそれが出来ない訳がある」 秘書「訳?」 三剣「世界の地表というのは10数枚のプレートで覆われていて、陸地や海はその上に乗っているとは知っているか?」 秘書「はい、地理で習いました」 三剣「んで十数枚の中から北米プレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートの四つが日本にまたがっているんだ」 秘書「四つも!?」 三剣「そして地震というのはそのプレートの地殻変動により起きるとされている。故に他国では大地震と呼ばれる規模が日本では頻繁に起こっているんだ」 秘書「そういえば他国で大地震で被害にあったマグニチュードは日本でも高い方ではあるモノのそこまで高いモノではないですね」 三剣「その通り。その背景から日本の建築家はデザインよりも耐震性が重視されたデザインが主流となっている。だから耐震性の技術というのは世界で日本がダントツトップに君臨しているが、その分デザインという部分ではどうしても発揮できないモノがあるのだよ」 三剣「環境、デザイン、耐震性、その全てを達成できるのは不可能とされている。故に単一的な建物が多いのさ」 秘書「ふ〜む、なるほど」 三剣「ま、これは建築工学科に通う友人からの聞きかじりだがな、だがなかなか的を射た言葉だと思うぞ」 秘書「舞台といえば結局、ヘクセンブルグが何処の国の街なのかという設定は最後まで出ませんでしたね、というよりあえて名前を出さなかったという感じがしました」 三剣「だが場所の見当は付いた。まず、ドイツがオーストリアのどちらかだと思っていた」 秘書「ふむ、そこの二つまでは何となく検討は付きますね」 三剣「でだ、多分ドイツではなくオーストリアだと見た」 秘書「根拠は何です?」 三剣「まず言葉。ヘクセンブルグのスペルを見たときにアレはドイツ語読みだと理解できる。といっても外国語に詳しい人から見れば突っ込まれるかも知れないが」 三剣「続いては決定的な要素はタイトルだ」 秘書「タイトル?ピチカートポルカがですか?」 三剣「そう、これはヨハン・シュトラウス2世という作曲家が兄と合作して作った曲名なんだよね」 秘書「あ、ヨハンって・・」 三剣「その通り、達也の祖父の名前だ。しかもオーストリアの作曲家なんだ。この二つの蓋然性は結びつけても決して暴論ではないだろう」 秘書「おお、珍しく冴えていますね!」 三剣「珍しくは余計だ(−−)で、ちなみに俺の推測は当たっていたのだよ」 秘書「はい?」 三剣「いや、この推測した後に、パジャマソフトの方の公式サイトを見たらヘクセンブルグの場所はオーストリアとスイスの間辺りと書いてあった、まぁそれだけなんだけど」 秘書「・・・・」 三剣「推測した後に見たのはホントだぞ!」 秘書「ま、いいでしょ」 秘書「そういえばPS2移植に当たり、新たに琴梨編が創設されたんですよね」 三剣「ライターは田中ロミオさんだ。クロスチャンネルを書いて一気に有名になった人だな」 秘書「琴梨編はどうでした?」 三剣「うん、ちゃんと仕上げてくれている、面白かった・・・・だが」 秘書「だが?」 三剣「琴梨編にグッドエンド、バッドエンドが有るんだが、これってメインの話の流れを覆していないか?」 秘書「ああ、分かります。ようは「逆じゃないのか?」っていいたいわけですね」 三剣「うむ、何故こういう展開にしたのか分からない」 秘書「というよりルートの一つなんですよ。同じ世界、同じ軸で複数のルートがあり、プレイヤーがそれを体験する。その流れの一つだと思いますね」 三剣「あ、なるほど、そう考えれば納得はいくか」 秘書「ではストーリーの評価をお願いします」 三剣「評価はBだ。きちんと嫌味無くまとめられているところはかなり評価できる」 <音楽> 秘書「続いては音楽です」 三剣「音楽は非常によい。雰囲気をもり立て且つさりげなく流れている。少々質にばらつきはあったけどね」 秘書「盛り上がるシーンとかはもう少し別に曲を用意して欲しかったですね」 三剣「後はオルガンの音」 秘書「(^^;)」 三剣「まぁあのときは弾き手が達也だったから、そういう意味でちゃんと矛盾はないのでここは突っ込んでもしょうがないところだけど」 秘書「気に入った曲は何かあります?」 三剣「タイトルは忘れてしまったが、汎用に使われている、えっとヘンリエッタが錬金術の解説をしているときに流れる音楽だ」 秘書「あーはいはい」 三剣「穏やかな曲だが何処かもの悲しさを感じる。名曲だよ、これは凄い気に入った」 秘書「それでは音楽の評価をどうぞ」 三剣「Bだな。一定のクオリティはクリアしている」 <まとめ> 秘書「今回のレビューもまとめですね」 三剣「うむ」 秘書「全体から見てどうです?」 三剣「とにかく物語の雰囲気は素晴らしく良い。シナリオもちゃんとまとめられている。特に欠点らしい欠点は見あたらない」 秘書「しかし、それが逆に作用して突出したところが見あたらないですね」 三剣「そうなんだよな。だが「完成品」として仕上がっているのは評価した」 秘書「そういえば序盤でこの作品は「ミステリーアドベンチャー」っていいましたけど・・」 三剣「うむ、ミステリーではないね、どっちかというとオカルトアドベンチャーだと思う(^^;)」 秘書「それでは総合の評価をどうぞ」 三剣「B、どの分野も平均はちゃんと超えている」
| ||||||||||||||||||||||||||||