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三剣「今回はゼノサーガエピソードT、〜力への意志〜のレビューだ」 三剣「ゼノギアスのファンにとっては待望の待ちに待った新作というわけだ。俺もその方を聞いたときには小躍りしたぞ」 秘書「小躍りですか(^^;)」 三剣「ゼノファンは基本的にコアなファンが多いんだよ。ゼノギアスが未だにファミ通の歴代ゲームのトップテン入りを果たしているんだ」 秘書「今現在もですか!?確か発売からもう7年ぐらいたっていますよね?」 三剣「それだけ熱い支持者がいるということだ。ま、このゲームも傑作と駄作という人によって評価がまっぷたつに割れてしまう希有なゲームでもある」 三剣「それに続編に関してはそのときの制作元である旧スクエアは発売を否定していてな。俺自身作られないモノだと思っていた」 三剣「そのときにゼノを作ったスタッフが独立してモノリスを結成、商売になると見込んだナムコが目をつけ、めでたく発売となったわけだ。この点では感謝だな」 三剣「とはいえプレイした感想ではやや表現がライトになっている。萌え要素もあったし、でも基本的な世界観は失われていないのでおれ的には大満足だ」 秘書「ふ〜む、ボスがそこまで傾倒するとは・・ 三剣「今回はレビューが長くなるので前編後編に分けるぞ」 秘書「了解です。それではレビューに入りましょう」 <キャラクター> 秘書「ゼノシリーズには様々なそれでいて魅力あふれるキャラクターがでてきます」 三剣「キャラも良かったな。それぞれがきちんと個性を持っている」 秘書「それでは最初、シリーズの主人公シオン・ウヅキです」 三剣「ウヅキと聞いてニヤリとしたのは俺だけではあるまい」 秘書「ゼノギアスのシタン・ウヅキと名字が一緒ですね」 三剣「うん、なんらかのつながりがあると思ったのだが・・・最初シオンの兄貴の名前をもしかして「シタン」かもと思ったが違ったからな。どうやらゼノギアスとはあまり関係がないように見えるが、でも舞台がゼノギアスの時間軸でのエピソード1に酷似しているんだ」 秘書「ゼノギアスのパーフェクトワークスでは確かにエピソードTで、星間戦争時代とにていますね」 三剣「うむ、正直ゼノギアスをプレイしたときは、今回のような世界かがあっんだろうなと連想したのだよ」 秘書「これに関しては続編を待つしかないですね」 三剣「まぁウヅキということに関しては、シタン先生は本名じゃないからな」 秘書「シオンは才色兼備な女性で、それでいておおらかな雰囲気から社内の男性の人気はトップクラスだそうです」 三剣「うむ、この世界での最高学府を飛び級で卒業しながらそのことを鼻にかけたりする様子もないし、ごくごく普通の印象を受けるのが良いんだろうな」 秘書「しかし女性が主人公というのは珍しいですね」 三剣「それは俺も思った。大体女主人公は「ヒロイン」という位置づけだからな。ゼノシリーズで「シオン」はヒロインではなくれっきとした主人公だ。しかも眼鏡をかけている。コレも珍しい」 秘書「え?眼鏡かけた女性キャラ自体はそんなに珍しくもないと思いますけど」 三剣「いや、シオンの眼鏡は次回作でアレンが踏みつぶして削除されるんだ。クリアしてもハッキリ言って不要なエピソードだったと思う。ひょっとしたら眼鏡自体に何か批判が来たのかもな」 秘書「う〜ん、よく分かりません」 三剣「突拍子のない推測だということも承知している。だが俺の知っている限りで二人ほど「シオンが眼鏡をかけているのはどうよ?」という批判をしていたんだ」 秘書「ふむ、「萌え」・・・ですか?」 三剣「わからん、ただそういうのもあったのかもと・・・おそらくは大した理由はないし、俺の勘ぐりすぎだと思うけどね」 秘書「ふむ、シオンという女性はどう思いますか?」 三剣「なんというか、一回食事でもしたくなったな」 秘書「・・・・何をする気ですか?」 三剣「なんだよ?別におまえが考えているような事じゃない。彼女は俺と同じ情報工学関連を専攻していたみたいだからな。あの若さでヴェクターの最重要機密プロジェクトの主任を任せられているんだからな、プロとしての話とか、現場での苦労とか、かなりタメになる話が聞けそうだ」 三剣「とはいうものの大学ではレアリエンの研究もしていたみたいだから、そこら辺の話も興味深い」 秘書「相変わらず好奇心旺盛なことで・・・」 三剣「(なんかイヤミに聞こえるな)ま、とにかく魅力的な女性だと思うよ。シオンに関してはこんな所だ」 秘書「それでは次にシリーズを通して中核となるコスモスですね」 三剣「うむ、ゼノサーガの時代によく見られるレアリエンに代表される生体兵器ではなく純粋なアンドロイドなんだそうだ。それでいて彼女の「脳」にあたるプログラムは人の思考回路に酷似して作られている。つまり人間としての感情が芽生える可能性が十分にあるそうだ」 秘書「設定だけ見るとありがちですね」 三剣「うむ、だが物語の性質上この設定も興味深い」 秘書「というと?」 三剣「基本的に彼女のような存在は「無垢」と表現するのが一番当てはまる。他のギャルゲーなどでもそうだ」 秘書「ふむふむ」 三剣「そしてそれがメインとなるパターンが多い。しかし彼女の場合は「そうしなければならない」という前提がちゃんとある」 秘書「確かに彼女はヴェクターの最高機密兵器ですね」 三剣「その理由は分からないが、製造元のヴェクターがこの世界において多大な権力を持つコングロマリット企業、そしてそのCEOであるヴィルヘルムも彼女にご執心。それを考えるとむしろその「そうしなければならない」理由に非常に興味がわくんだ」 秘書「なるほど、つまりただ単に第三者から見たキャラとしての存在意義ではなく作中にとって必要だったということですね」 三剣「その通り、彼女については今後に期待だ」 秘書「それではメインでは最後の女性キャラ、モモです」 三剣「百式観測器プロトタイプとして作られた彼女。基本的にブリっこ系統だ」 秘書「ブリっこって(^^;)でもかわいいと思いますけど、健気で素直で、ぎゅーって抱きしめたくなるタイプです」 三剣「ふ〜ん、そういえばシオン役の前田愛氏もなんかそんなこといってたな」 秘書「彼女のついてはどうでした?」 三剣「・・・・」 秘書「(この沈黙は変な事言う気だな・・・)どうしたんですか?」 三剣「・・・パンチラ」 秘書「はぁ〜?」 三剣「が気になった」 秘書「帰っていいですか?」 三剣「最後まできけ!モモの作中でのパンチラはいったい何なんだ?この作中では全く不要で必然性がないモノだろう。制作者の趣味なのかな?」 秘書「そんなこと大真面目で言われても(汗)」 三剣「ま、気にしても始まらないし、次回作で衣装チェンジしてその部分が無くなったからいいんだけどさ」 秘書「はいはい、じゃ、次は男性メインキャラに移ります、最初はガイナンジュニアです」 三剣「男キャラでは一番好きだな。子供のようだが年は26。クーカイファウンデーションの代表理事。ライフリサイクルの主体とした住民を抱えていることから、差別や偏見の目にさらされるがそれをモノともしない感じは好感が持てる」 秘書「確かに、色々傷を抱えていますが彼なりに全力で戦っていますね」 三剣「うむ、アレンが「こんな奴らと関わってはダメですよ!」という台詞に「おいおい、聞こえてんぞ兄〜ちゃん、このまま宇宙に放り出してもいいんだぜ?」と余裕の返し」 三剣「その後のビーチでのシーンで「隠し子だとか世襲用にセルフクローニングしたとかゴシップは色々聞きますけど」との時に「だ〜れが隠し子だって?」とこれまた余裕の返し。この時ってほとんど初対面だからね。それでいてこういう台詞を全く意に介していない。さすがだと思った」 秘書「確かに、差別と偏見から来る台詞を卑屈にならずに返していますね」 三剣「彼にとってはコレが日常なんだろう。初対面でこういうこといわれているのに、仲間になって信頼しあえる仲になっている、ここのところの描写もさすがだ」 秘書「それでは次にケイオスです。スペルはカオスと書いてケイオスと読みます」 三剣「少年系のキャラなのに冷静沈着で包容力がある。全てを達観した感じがするキャラだ」 秘書「ドラマCDでもシオンがそんなことをいっていましたね。ああ見えて結構頼りがいがありそうです」 三剣「だが彼に関しては全くと言っていいほど分かっていない。語れといわれも難しいキャラだな、エピソードUでもヴィルヘルムと面識があり、ヨシュアという名前を持っているぐらいしか分かっていない」 秘書「ヨシュア・・・何処かで聞いたような名前ですね」 三剣「ヨシュアはヘブライ語で「ヤハウェは救いである。主は救って下さる」という意味。 聖書の中にも、モーセの後継者ヨシュアを初めとして、少なくとも4人登場するんだ」 秘書「ボス、聖書を読んだことがあるんですか?」 三剣「有名な話はね。後ヨハネの黙示録を流し読みした程度だよ。というよりゼノシリーズはゼノギアスも含めてユダヤ教とキリスト教をモチーフに登場させているのだよ」 三剣「わざわざゾハルエミュレーターにバルトロマイだのヤコブだの名前を付けるぐらいだからな」 秘書「あの名前って何か意味があるんですか?」 三剣「意味もなにも、キリストに従えた12使徒の名前だよ。ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが製作した最後の晩餐という絵画ぐらいは知っているだろ?」 秘書「はい」 三剣「それに登場している連中が使徒さ。それらの名前をモチーフにしている」 秘書「へぇ〜、知りませんでした」 三剣「だからオリジナルゾハルは「マリーエンキント」マリアの子供。つまりはイエス・キリストだよ」 秘書「勉強になります。あ、質問ついでにもう一ついいですか?」 三剣「ん?なに?」 秘書「あの、エミュレーターって何です?オリジナルゾハルとエミュレーターゾハルって何で区別しているんですか?」 三剣「ふむふむ、工学にある程度精通していないと分からないだろうな。エミュレーターというのは「目標とした処理を外見上さも目標とした処理を行っているように見せかける装置」という意味だ」 秘書「??」 三剣「例えばファミコンのエミュレーターがあるとする。パソコンで使うときに用いるアレだ。コレの目的は「ファミコンソフトをプレイすること(目標の処理)」だ。だがアレ自体はファミコンじゃないだろ?」 秘書「ふむふむ」 三剣「しかし「ファミコンをプレイ(みせかける)」することはできる」 秘書「ほうほう」 三剣「任天堂が発売しているオリジナルファミコンの処理はしていない。だがやっていることは「オリジナルファミコンをプレイしている」分かる?」 秘書「はい、つまりエミュレーターはオリジナルと使い道と使った結果は一緒だけど中身は違うということですね」 三剣「ま、そんなとこかな」 秘書「勉強になります。それでは最後のメインキャラ、ジギーです」 三剣「元警察官、生体サイボーグ、家族をテロで失い自殺するが、ライフリサイクルにより備品として復活。以後危険な任務に赴き、自らの完全な機械化を望んでいる」 秘書「寡黙で愛想も悪く、怖い感じがしますが本当は家族思いなお父さんなんですね」 三剣「うむ、感情表現が下手で不器用だが、随所に優しさが見え隠れしている」 秘書「自分で命を絶ったのに自分以外の意志で強制的に生き返されてしまったジギー。しかも自傷行為が完全不可能となり、立場も備品となってしまいました。体の完全な機械化は、彼なりの死の選び方なのかも知れないです」 三剣「うん、だがモモの出現によりそれが変わるんだな」 秘書「はい、モモもジギーの中に父親の部分を感じ取ったのか、それと重ね合わせて彼になつくようになります」 三剣「結果的にジギーもモモにかつての息子の姿を感じ取ったのか生きるということを選択するようになる」 秘書「ジギーは登場シーンこそ少ないモノのそういう描写は上手いと思います」 三剣「うんうん、全く持ってその通り」 秘書「しかし、モモもアレですね」 三剣「え?」 秘書「一応他人であるジギーを父親、ジュニアを恋人と、自分の都合のいいように見極めていい顔出来る彼女は大したモノですね」 三剣「・・・・」 秘書「特に深い意味はありません」 三剣(さっきはモモをかわいいとかいってたくせに) 秘書「それではメインのキャラはコレで以上です。後編のはじめはサブキャラについてレビューしていきます、テヘッ♪」 三剣「いきなりブリっこするなよ、気持ち悪いな」 TOPへ戻る | |