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小説・魔女っ子大作戦2
外伝・
キューティーハニー・
エフエックス・リローデッド


青ライン

「小説版・魔女っ子大作戦2・外伝」
 キューティーハニー特別編 「キューティーハニー・エフエックス・リローデッド」

パート2  「レディ・ゴー!!」
       

ノンフリークの操る怪しげなシステムによって、キューティーハニーFXのゲーム世界に来てしまった如月ファン氏。彼は一応ゲームのプレーヤーであり、主人公の私立探偵という立場で潜入しているのだが、ナビゲーターのノンフリークは昼寝でリタイア、美人女子大生を張り合うライバル・ダークネスも登場して前途多難である。しかも捜査の手がかりは全くつかめない。とりあえずコテージを出て、真っ先に聞き込みをしたのが管理事務所であるが、事務所の男は鮎川みずえなど全く知らないと言う。そこで次に一行が目指したのは、管理事務所の近くに位置する洋館の建物である。

如月ファン 「これが洋館か。いかにもいわくありげだなあ。ここだったら鮎川みずえの手がかりがつかめるかも知れないし」
美紅 「うーん、でも何か近寄りにくいなあ・・・」
ダークネス 「どうせまた空振りだってば。美紅ちゃ〜ん!喫茶店でも探してカフェオレ飲もうよ。とーぜんグルグルストローを2本つけてもらって一緒にチューチューですよ〜」
如月ファン 「こらあ!きさまあ!!前回からナンパすることしか考えとらんじゃないか!!鮎川みずえの捜査しなきゃ、ゲームが進まんだろうが!!」
美紅 「まあまあ、オジサン二人でいがみ合ってるんじゃなくってさ、とりあえず洋館に行ってみようよ」
美紅にうながされて、洋館の正面に回る如月氏とダークネス氏。

如月ファン 「入ってみようか?」
ところが、美紅の表情が急に不安げになった。

美紅 「やめといたほうがいいんじゃない?怒られるよ」
如月ファン 「でもさ、いかにもこの建物って怪しそう」
美紅 「ボク、知らないから。やっぱり戻ろうよ」
ダークネス 「そうそう、美紅ちゃんだってこう言ってるんだから、ボクも知らないから〜、やっぱり戻ろうよん」
如月ファン 「やかましい!アンタは自分のトシ考えて発言しなさい!!」
一大コレクションを構築するだけあって、如月ファン氏はマメである。何のかんのと美紅を取り繕って、洋館の警備員に話を聞こうとする。

如月ファン 「まあ、殴られたりする事はないんじゃない。聞くだけ聞いてみようよ」
如月ファン氏が洋館の玄関に近づくと、
警備員 「用件は?」

如月ファン 「あのー、ここはいったい何ですか?」
警備員 「プライベート施設だ。一般客には用のないところだからさっさと出てってくれ」
如月ファン 「鮎川みずえって子を探してるんですけど」

警備員 「関係ないだろう!あんまりうるさくするとつまみ出すぞ!」
如月ファン 「おい!!いくら何でも乱暴だなあんた!!」
さすがに如月氏もカチンときたようである。
警備員 「この島全体が私有地だ.警察なんてない!これがどういう意味かわかるか!?」
さすがに如月氏も頭に来て、身構えようとしたが、

美紅 「ほら、やっぱり怒られた!別の場所に行こう」
如月ファン 「ちょ、ちょっと美紅ちゃん、そんな・・・」
ダークネス 「はいはい、わかりました美紅ちゃん!ここはさっさとおさらばしましょう。おっかないオッサンがいるして」
如月ファン 「おいっ!お前、短大生相手にコビるな!ここはクサイってば。絶対にクサイ!」
ダークネス 「クサイのはオッサンのほうでしょうが。オッサンクサイのは放っといて、美紅ちゃーん、もっと面白そうなところに行こう」
如月ファン 「こらあ!いいかげんにせんかい!!」
仲間割れに忙しくて洋館の中も探れず、一行はマップ下方のアスレチックジムへ

ゲームではコントローラーを操作して三角のマークを対象物に当てると、その建物に入れたりするのである。鮎川みずえの手がかりを探して一行が足を踏み入れると、

如月ファン 「うっ!!このすえた匂いは・・・この汗くささが男のもんだと思っただけでうんざりする」
ダークネス 「だからー、入るのをやめようと言ったじゃないの。調べるなら女子更衣室にしようよ。中で美紅ちゃんが着替えてるかもしれないしー」
如月ファン 「おおーーーっ!実は私もそれ考えてたんですよ!ダークネスさーーーん!私たち、初めて意見が合いましたねえ!」

ダークネス 「そうですそうです!如月さーーーん!前回からケンカばっかりしてきましたけど、人間同士分かり合える時って来るのね〜!あっ!!君もボクと同じ目をしているう!」
如月ファン 「アンタこそ同じ目をしているぞなもし!!・・・おお!ここが魅惑の花園こと、女子更衣室だな?別に私たちはノゾキとかチカンとかをするのではないのだ。これはあくまで捜査なのだ捜査ーーーっ!」
ダークネス 「そーーーです、捜査だ捜査!!如月さーん、僕たちマブダチーーー!!」
喜びにうちふるえながら二人がドアを開けると、

「・・・・・・・・・・」
トンネルを抜けるとそこは雪国であった・・・じゃない、そこは瞑想センターなのであった。

ダークネス 「何じゃこりゃ・・・怪しげな連中が座禅組んでるだけ・・・・」
ゲッソリした二人が力なく部屋のすみに目をやると、パンチパーマに青色のパンタロンをはき、腰には怪しいヒモをまきつけた長身の男が座禅を組んでいる。しかも男の背後には梵字を描いた中国風の旗が立っているではないか。

如月ファン 「げげーーーーっ!!あ、あれは怪しさ100万倍とウワサの!!」
ダークネス 「ひえええーーーーっ!『先生』だーーーーっ!!!」

二人が部屋を飛び出すと、ちょうど美紅がスポーツジムの奥にある、女子トイレから出てきたところであった。
美紅 「何やってんの二人とも、青い顔して?」
ダークネス 「で、で、出た、『先生』が出た!!」
美紅 「は?何それ??学校の先生?美紅の短大の先生のわけがないし?」
如月ファン 「アンタ知らないのか!?怪しさ1000万ボルトのオカルト時代劇『翔べ!必殺うらごろし』の主人公の『先生』だってば!!このサイトの管理人のノンフリークがほとんどカブってるってもっぱらの評判・・・、あ、知らないならその方がいい、知ったら絶対後悔するって!!」
ダークネス 「そ、それは言える!美紅ちゃん、こんな恐ろしいところは早く出よう!!」

青い顔をした二人はやっと外に出て、
ダークネス 「はあはあ・・・ああビックリした。まさかFXのゲームの世界で、あんなヤバイのに遭遇するなんて思わなかったもの。あ・・・ほっとした所で公衆トイレを見たら、ちょっと催してきたなあ」
美紅 「鮎川みずえの手がかりはどうするのよ」
如月ファン 「自然現象には勝てないじゃないからしゃーないじゃん。私も催してきちゃったし」

トイレの壁越しに語り合う如月氏とダークネス氏。
ダークネス 「如月さーん、なんかトイレにオヤジ二人で入ってるのって、ショボさ爆発の展開なんじゃないかしらん?」
如月ファン 「それは言えるなあ〜。何でもこのゲーム、こういうどうでもいいようなくだらないイベントがやたら多くて、巷じゃ『クソゲー』って言われてるらしいし」
ダークネス 「たしかに!このサイトでもネット小説『キュテーィーハニー・エフエックス・リローデッド』の人気って高いってのに、こんなくだらないイベントばっかり紹介してちゃ、人気が落ちちゃうよねえ」

テンションがどんどん落ちてしまい、うなだれて両氏が体育館の前にやってくると
ダークネス 「あれ?如月さん、ここはイベントやってるみたい」
如月ファン 「なになに?『アルティメット大会』?わっ!これ、女子プロレスの選手権じゃないの!!」

ダークネス 「美紅ちゃーん!どう?短大時代の思い出にいっちょ、女子プロレスに出場ってのは!?」
美紅 「えーーーーーっ!ボクが!?」
如月ファン 「いけるよ美紅ちゃんなら!だいいちこれだけ人が集まっているんだから、何か手がかりがあるかもしれないしね!」
落ちていく一方だったテンションがとたんに跳ね上がった。

ダークネス 「できるできる!美紅ちゃんならできるって!!」
如月ファン 「うーん、それじゃあボク、着替えてくるね。この場で少し待ってて」
如月ファン 「うっひょー、とたんに盛り上がってきたねえ!!喧嘩腰のガードマンと汗くさい野郎どもと『先生』と、トイレが出てきたときはどうなるかと思ったけど。あのまま行ったら完全に連載打ち切りだよ。あーよかった」
しばらくすると、水着姿に着替えた美紅の姿が現れた

美紅 「お待たせ!」
ダークネス 「うおっ!かわいい!!美紅ちゃーん!試合のあとは食事してイイところに行こう!」
如月ファン 「こらあ!!またナンパに走るんじゃない!さっき芽生えた友情はどうなるんだあ!!」
ダークネス 「知らなーい!だいたいオヤジ二人がトイレで人生について語り合ったって、そんなの絵にならないもんねー。ダサダサ〜!」
如月ファン 「こら!ちょっと待て!コレクションじゃ私の方が上回ってるんだぞ、美紅ちゃんをちょっとこっちに回せったら、おい!!」
はかない友情とはこのことである。

場面は変わって、ここは選手控室。

如月ファン 「うわー、何かやたら強そうな連中ばっかりだな。これで勝てるのかしらん?」
美紅 「やめてよ!ボク、思いっきり緊張してきた・・・・」
ダークネス 「こら!プレッシャーかけるのはやめなさいって!!美紅ちゃんだったら大丈夫だってば!左のネーちゃんは身のこなしが超軽くて、近づいただけでボコられそう、真ん中のはほとんどダンプカーでのしかかられたら一巻の終わり。右のボクサースタイルの子はパンチが重くて、カウンターで倒されそうなだけ」
如月ファン 「どこが大丈夫じゃ!そっちのほうがよっぽどプレッシャーかけてるだろが!!」
その時、控え室のドアががらりと開いた。

「お待たせしました.始まりますので会場のほうへ移動してください」
関係者らしい男が選手達を呼びに来たのである。

美紅 「うわー!どうしよう!!」
ダークネス 「わーーーっ!マジで試合だよ〜、どうしよーーー!!??」
如月ファン 「自分で騒いでどうする!?あんたが出るんじゃないだろが!!でも、やっぱり、どうしよーーーーっ!!」
大騒ぎの一行にはおかまいなく、容赦なく試合は始まってしまった!

リングアナ 「赤コーナー、112パウンド3分の1〜!!」
リングアナウンス特有の、大げさな声が会場に響きわたる!

リングアナ 「短大生、藤原美紅〜っ!!!」
ウオーーーーッツ!という大歓声が会場を揺るがす。引き続いて、

さあ、気になる美紅選手の対戦相手は!?
リングアナ 「青コーナー、111パウンド、女子高校生、南国小麦〜っっ!!」

ダークネス 「うひょーっ!
じょしこーせーだよ。
じゅぉ・すぃ・くぉー・すぇぃー。」
相手が女子高生と聞いて完璧に舞い上がるダークネス氏。一方の如月氏は、
如月ファン 「こらあ!相手に見とれるんじゃないっての!!女子高生が何だ!ぴちぴちのお肌にカモシカのようなすらりと伸びた足、ロリ顔にナイスバディなだけ・・・ハレホレ、ヒレハレハレ・・・」
こちらも全然変わりがない。

美紅 「デレデレしちゃって!!」
怒ってプイと横を向く美紅。それを見てさすがに両氏もあせって必死のフォロー。
如月ファン 「はっ!い、いかん!!美紅ちゃん!そーじゃーないんだよーっ!相手は単なるガキじゃないの、そりゃもう何たって美紅ちゃんの方がすてき!」
ダークネス 「そ、そうだよ、美紅ちゃんに比べたらあんな小便クサイ娘なんてメじゃないってば!!」

ダークネス 「わっ!何だこりゃ!また画面に選択肢が出てきたぞ!!」
如月ファン 「おっ!こ、これは、この前にも出てきた3択問題!で、でもどんなアドバイスしたらいいんだよ。美紅ちゃんご機嫌斜めだってのに、えーっと、ど、どうしよう!!」
その時、リング横から細身の男が歩み出てきた。
「そりゃもう皆さん、この場合は選択枝1の『守りを固めろ』に限ります!!」

如月ファン 「えっ?誰だあんた??」
「ご一同へのご挨拶は失礼をも顧みず、ここはあと回しにさせていただきます。まずは美紅選手にアドバイスをば。えー、蹴り技は、パンチなどに比べて動きのモーションが大きく、隙がでかい。」

ダークネス 「な、何だこいつ?やけに口調がお堅いなあ?」
困惑する二人のことなど目もくれず、男は一気にまくし立てる。
「だから小麦ちゃんの蹴りをしっかりサバいて、大きな隙ができたときに技をしっかりと決めていくんだ!」

美紅 「ボク、がんばっちゃおうかな」
理論的でなかなか見事なアドバイスではある。やっと美紅が機嫌を直した。
ダークネス 「いやー、助かったあ・・・って、ところでアンタ、だれ?」
「これは申し遅れました。失礼の段を平にご容赦ください。というのもネット接続環境やら何やら構築できていないので、このサイトの閲覧も思うに任せず、結果的に皆さんの話題にもなかなかついていけないということにあいなりまして、きわめて不本意千万、しかしこれもすべて私の不徳の致すところ・・・」

如月ファン 「おいっ!!あんた!日常会話がほとんど『時候の挨拶』と化しているぞ!それにベラベラしゃべってる間に試合が始まっちゃうだろが!挨拶はいいから、さっさとアンタの名前言いなさい!名前を!!」
「これはまたまた失敬千万でありました。私、こちらのサイトに以前からアクセスしていた幸二と申します。三拝九拝、あなあなかしこ、あなかしこ」

リングアナ  「レディ、ゴー!」
カーン!!
ゴングと共に両者が勢いよく飛び出した!

幸二 「エー、実は私のハンドル名についてなのでありますが、こちらともリンクされておられる管理人さんで『koji』と言う方がおられまして、この人と紛らわしいので問題が起きるのではないかと密かに心配を致しておるのであります。これもひとえに私の不徳の致すところ。この度はお日柄もよろしく、あなあなかしこあなかしこ」
ダークネス 「能書きはいいからそこ、どきなさいってば!試合が見えないでしょーが!!」
如月ファン 「うう・・・またしてもすごく濃いキャラが出てきちゃった。もうアタシャ泣きたいよ!とほほ〜何とかしてくれよノンフリークさーーん!!」
リング上では激しく熱い女の戦いが始まっている!果たして美紅選手に勝利の女神は微笑むのか?だいたい、連載そのものが果たしてハニー登場まで持つのであろうか?(爆)


第3ステージに続く!続きをお楽しみにね!!


青ライン





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