ノンとルンルンFX目次へ

小説・魔女っ子大作戦2
外伝・
キューティーハニー・
エフエックス・リローデッド


青ライン

「小説版・魔女っ子大作戦2・外伝」
 キューティーハニー特別編 「キューティーハニー・エフエックス・リローデッド」

パート7  「お嬢様の秘密」
       

夢にまで見たハニーとの休日を過ごし、ウキウキワクワクの如月ファン氏と幸二氏。しかしミスコンでの投票ミスがケチのつき始め、女子プロレス大会で八木村弓華選手の古武道に大苦戦してしまう。弓華の古武道は幸二氏の的確なアドバイスもあって無事撃破したが、次の対戦相手の財閥のお嬢様「香書院麗羅(こうしょいんれいら)」に絶体絶命の状態に追い込まれる!予想を超える強敵に、ハニーの勝機はあるのか!?

ハニー 「そ、そんなバカなっ!なんであたしがこんなに簡単に、やられるのよーーーっ!!」

焦ったハニーが、またもや空中戦を仕掛けた!だが!!

麗羅 「飛んで火に入る!」

麗羅 「夏の虫ですわーーーーっ!!」

ドギューーーンッ!!

ハニー 「ぐあーーーっ!!」

如月ファン 「ダメだっ!メチャクチャにやられているーーーっ!こ、こんな事って!!」
幸二 「ウソだっ!信じられないっ!!」

レフェリー 「ダウン!!1、2、3・・・」
如月ファン 「わーーーっ!ハニーちゃん!立てーーーっ!!」
幸二 「下手に麗羅に近づくんじゃないーーーっ!またあれを食らうから空中戦は絶対にダメだっ!!とりあえず時間をかせぐんだーーーーっ!!」

守勢一方のハニーはリング中を逃げまわり、やっとのことでハーフタイムのゴングを迎える。

ハニー 「はあはあ、ど、どうしてあんな子がエネルギー弾攻撃まで!?絶対ありえないわ!?どうしても信じられない」
さすがにハニーにも余裕が全くない。ところが、青コーナーの麗羅は、ハーフタイムになったとたんリングをおり、奇妙な形のヘッドホンをつけたではないか。麗羅のまぶたが激しく痙攣する。いったい何をやっているのか?

麗羅 「おーーーほっほっほっ!!これでワタクシは無敵ですわ〜っ!どんな必殺の拳法も思いのまま、あっという間に習得できますのよーーーーっ!!」

如月ファン 「なんじゃありゃーーーーっ!!!ま、まさか?!あ、あれは!?」

幸二 「僕たちが出発前にノンフリークさんに施された、『脳へ直接格闘技のデジタルデータをダウンロードする』あの技術だ!ということは、オペレーターのノンフリークが!!」

「・・・裏切ったって?それはひどいなあ。いくらなんでも、そういつもいつも敵側に寝返ったら、サイトのお客に殺されちゃうでしょうが。だいたい如月ファンさんと私は涙の『恐妻同盟』を結んだ仲なんだ。麗羅は巨万の富をバックに独自にあのシステムを開発させたんですよ。でも相当腕のいいハッカーを雇ったんだなあ。敵ながらあっぱれ」

幸二 「えっ!!えっえっ!?そ、その声はノンフリークさん?でも、どこから声がしてるの?携帯電話はなくしたし、アナログ電話かけようにもかけられる場所じゃないんだよっ!?」
仰天する一行。

ノンフリーク 「嫌ですね〜、ハニーさんのイヤリングに決まっているじゃないですか。もともとこれには通信機能がついているでしょ?もっとも、30年以上前に如月博士が独自に開発したやつだから、周波数帯もすごく特殊でハックするのが大変だったのよ。だから、やっと通信が可能になったばっかり。」
試合にそなえてはずしてあったハニーのイヤリングから、その声は聞こえてくるのであった。

ノンフリーク 「さあハニーさん、イヤリングつけてくださいよ。向こうがデジタル・ダウンロード技術を使って勝ちにくるなら、こっちも同じテクニックで対抗してやりましょう!」

ハニー 「頼みますっ!ノンフリークさんっ!!」
如月ファン 「おおっ!の、ノンフリークさんっ!あんた今日は珍しくさえてるっ!!なんか予想外に頼もしいぞっ!!」

ハニー 「・・・・・・・・・・・」

イヤリングをつけたハニーのまぶたが、激しく痙攣した。

如月ファン 「えっ!?ひょっとしてもうデータのダウンロード、終わったのっ?ど、どうなの、は、ハニーちゃん??」

ハニー 「カンフーを、マスターしたっ!!」

幸二 「おおっ!マジでハニーちゃんがマトリックスの『ネオ』みたいになったぞっ!!これで互角だっ!!」

幸二 「おおーーーーっ!いいぞーーーっ!!行けーーーっ!そんな汚ねえタカビー女、叩きつぶせええーーーーっ!」
如月ファン 「いっけーーーーっ!!ガガガ!ガガガ!ガオガイガーーーッ!!」
こういうときにバックに『勇者王ガオガイガー』のテーマ曲が流れると最高に盛り上がるのだが、サイトではなかなかBGMがかけられないのが残念である。

ノンフリーク 「ホントに残念ですよね〜、マジでピッタリなのよ。ガガガの曲ってさ、こーゆー時には。さあハニーさん、カンフーのテクは両者とも互角だ!こうなったらただ、肉弾戦あるのみ!ガンガン行ってぶっつぶす!究極のガチンコ対決だあっ!!」

麗羅 「ハッ!ハイッ!!テヤッ!!」
ハニー 「ハイッ!ハッ!!」
両者ともすさまじい手刀の応酬だ!目にもとまらぬスピードである!!しかし、カンフースタイルを長くやっているだけに麗羅の動きの方が一枚上だ!!
ノンフリーク 「ダメだハニーさん、足の動きが直線的すぎるっ!もっと丸く動くんだっ!!」

麗羅 「テヤッ!!」

麗羅 「アチョーーーーーッ!!」
鋭い突きで、ハニーの体を吹っ飛ばす!手刀から『気』も存分に発せられていて、相当な破壊力だ!しかしハニーも、もうやられる一方ではないっ!!
如月ファン 「ハニーちゃん!まだまだーーーっ!!」
ノンフリーク 「ハニーさん、基礎体力と反射神経はアンタの方が上だ!落ち着いていこうっ!!自分は円運動の常に中心にいるイメージで!そうすれば相手を自分の正面にとらえられるっ!!」

ハニー 「よしっ!もらったああ!!ハッ!!」
ハニーが瞬時に体勢を立て直し、鋭い蹴りを炸裂させた!!
幸二 「いいぞっ!ハニーちゃん!」

ガキッツ!!

麗羅 「ぎゃっ!!ま、まさか!こ、こんなバカな!!」
ノンフリーク 「その調子!円運動を基本とし、渦巻きのように遠心力を利用して、防御も攻撃も行う!!常に脇を締めることを忘れずにっ!!」
しかし敵もさるもの、あわてて体勢を立て直したと思ったら、

麗羅 「砕(さい)っ!!」
ノンフリーク 「十分に踏み込まれてるっ!入り身でかわせっ!!」
如月ファン 「む、無理だーーーっ!!」

バキッ!!

ハニー 「ぐわっ!!」
『血わき、肉踊る』とはこのこと!目にもとまらぬ早さの、すさまじいカンフー対決だっ!!

ノンフリーク 「大丈夫!こっちが一瞬入り身をかけたから、ダメージは最小限だ!!相手は多分、カサにかかって攻撃してくるっ!攻撃も防御も自分の正中線(せいちゅうせん=体の中心の延長線上のこと)、丸くよけ、丸く攻めるっ!」
幸二 「す、すごすぎるって!ホントにここ、魔女っ子サイト?格闘技サイトになってないーーーっ!?」

麗羅 「ひゅーーーーっ!!」

麗羅 「ハッ!!」
読みがズバリと当たった!強烈な蹴りだが、ハニーは一瞬で飛びのく!こういった場合も直線的ではなく、円を描くようによけておくと、次の瞬間に素早く反撃できるのだ!

ハニー 「テヤッ!!」
幸二 「決まったあああ!!」
ノンフリーク 「よっしゃあ!その調子!」

ボギョッ!!

麗羅 「ぎゃっ!!」
如月ファン 「いいぞっ!一気にいけーーーーっ!!」

ハニー 「トドメはこれだ!!
ウエスタン、ラリアーーートオオオッ!!」


ドカッ!!

麗羅 「うげっ!!」
如月ファン 「やったーーーー!タカビーめ、ざま見ろっ!」
幸二 「やっと胸のつかえがおりましたよ。ああ、スカッとしたあ!!」
ノンフリーク 「ううむ、しかし麗羅もやりますよねえ。大した反射神経でホレボレしちゃいますう。美形でもともと大のタイプだし、この子ならおつきあいしてもいいかも・・・」

ハニー 「なにいいーーーーーっ!やっぱり青系のタカピーには目がないのねっ!!ノンフリークさーーーん!今の発言、奥さんに報告してあげようか?(怒)」
ノンフリーク 「わーーーっ!そ、そんなっ!やめてちょーだいそれだけは!何回殺されるか分からんじゃないのーーーっ!!い、いかん、ハニーさんのイヤリングと同期を取ると全部聞かれちゃうんだった。じゃあ今後は通信途絶にしますっ!!」

如月ファン 「おいおい!せっかく通信手段が回復したのに、そりゃないだろ!」
ノンフリーク 「如月ファンさん、あんたうちのカミさんの恐さの実体を知らないのだ!とにかくこの回線は切りますっ!命あっての物種だもん!困ったら電話探してかけてね!!」

プツーーーーン

幸二 「うわっ!また不便なアナログ電話探していちいち連絡しなきゃいけなくなっちゃったよ。なんでこううまくいかないのかなあ、まったく!」

レフェリー 「9、10!!優勝、紅ヒカル!!」
如月ファン 「わーーーーっ!やったあああーーーーっ!」
リングアナ 「優勝者にはチャンピオンベルトが贈られ、ゲストルームでのパーティに招待されます!」
これほどの大激戦になるとは、誰が予想したであろうか。場内からも割れんばかりの拍手がおくられる。

幸二 「思い返せば、美紅ちゃんともこの部屋に来たんだよな。なんか感無量だ・・・」
如月ファン 「あの時は早々に部屋を出ちゃったんだよなあ。今度ばっかりはゆっくりしようか」
ハニー 「そうね。本当は休日を楽しむつもりでいろんなイベント会場を回っていたんだもんね。女子プロレス大会で予想外にシリアスな展開になっちゃって、雰囲気が変わっちゃったのよね」
ところがその時、

会場のあちこちから女の悲鳴があがる!ドアをけ破って、覆面の男達と、真っ赤なレザースーツに身を包んだ、金髪の女が入ってきたではないか!

覆面の男 「てめえら静かにしろ!死にてえのか!!」
「ようこそチャンピオン、私がこのアルティメット大会の主催者だ」

如月ファン 「うわああああーーーーっ!!」
幸二 「あ、あの女は!ま、まさか!!」
ハニー 「生きていたのね!シスタージル!!」


その時、ハニーの横の壁に一枚のトランプが突き刺さった!
如月ファン 「カードに文字が!『タイフーンパンサー?』。こっ、これは!?」

ジル 「これがお前の新しい名前だ。パンサークローの一員として改造してやる。これからは欲しいものはなんでも手に入るぞ。どうだ、すばらしいだろう?」
ハニー 「あいにく、そんな名前は欲しくないわ!」
ジル 「ほほお、大した強気じゃないか、それでこそパンサークローにはふさわしい」
ハニー 「まだわからないかしら?」

ジルがハニーの方を向き直った。
ジル 「なるほど、島内をうろついていたネズミはお前だったか!?」
ハニー 「また遊んでくれるかしら?」
幸二 「す、すごいっ!マジで戦いも本格的になってきたよっ!!」
如月ファン 「し、しかしさすがシスタージルだなあ!圧倒的な存在感、ホントに怖すぎる!例の最強の奥さんと暮らすノンフリークさんの日常って、こんな感じのなのかしらん?」

ジルは如月ファン氏や幸二氏のほうなど、見向きもしない。
ジル 「あいにく私にはそんな時間はないんだ。この島を大物さんが訪れてくれるので、歓迎の準備をしなきゃね。ジャグラーパンサー!あとは頼んだよ!!」

ジルたちは素早く姿を消し、新たな敵が立ちふさがった!!
ジャグラー 「おっと、ここから先には行かせないよ!」


『ダミアの占い館』に引き続いて、アルティメット大会もパンサークローの魔女候補発掘に利用されていたのであった。ハニーは新しい敵に勝利を収めることができるのか?早々に姿を消したシスタージルは、一体何を画策しているのであろうか!?次回に期待しよう!!


第8ステージに続く!続きをお楽しみにね!!


青ライン



[PR]横浜で超魅力価格の記念写真を:記念写真が大人気、結婚写真、成人式写真