| 加古川市 | |
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| 神戸を過ぎ明石から加古川姫路と播磨平野には多数の溜池がひろがる田園地帯。北から南へ順にバイパス国道2号線、山陽本線、旧2号線、新250号明姫グリーンロード、山陽新幹線、山陽電鉄と旧250号。途中一部入れ替わるのですが等間隔に7本の大動脈が並ぶ。そして播磨灘には埋立地が突き出し、神戸製鋼・川崎重工・三菱重工・鐘淵化学などの重化学工業地帯が形成されています。加古川市は南部と北部では随分風景が異なっているのが特徴です。それは明石市・加古川市・高砂市・姫路市に共通する風景です。 | |
| 南側の工業地帯にある多木浜洋館。すぐ近くには港があり、このあたりは古くから多木グループの拠点らしく船にも多木丸などの名前もみられます。海岸線は埋め立てで随分沖の方まで陸地になっているのですが、この近辺だけは陸地も海も一番古くの姿を残してる様に思います。そこから古い海岸線の跡を添うように広い道路を弓なりに進んでいくと自然に道路は北向きになりやがて加古川駅前へと続きます。 | |
| 駅前の旧そごうの跡には地元資本のヤマトヤシキが進出。JR駅の高架工事や駅周辺の道路拡張などで今はなんだか落ち着きがありません、あと数年もすれば整備が完了し美しい町に生まれ変わるのでしょう。同時に地方色もすっかりなくなっていまうのが残念な気もしましす。そんな工事の関係で、駅前周辺には道路予定地を一般駐車場にしているのでしょうか。「停」のブルーの道路標識が数ヶ所ありました。たしか一時停車可でしたかね。いまどきこんなありがたい道路標識があるなどは、信じがたい風景です。旧国道2号線の一方通行を少し走り北に折れるとすぐにJR加古川駅。進行中の高架工事で既に高架ホームになっている路線。鉄とコンクリートの無機質な塊の手前にこじんまり収まる旧駅舎がいかにも不釣り合いです。 | |
| 次の目的地ニッケパークタウンにむけて西へ行きたいのです。駅舎と僅か目と鼻の先にあるのですが、西行きの道路はだいぶ南にいってからまた駅近くへ北上しなければなりません。順番を逆にすればよかったな。今まではJR山陽線からみていただけのニッケの煉瓦工場と倉庫群。その一部がショッピングセンターになって自由にいける事をしったのがそもそもの今回の旅の動機です。現存する煉瓦建築は大きくわけて銀行や役所として建てられたものと、倉庫や工場として建てられたものと大きく分類されます。もちろんここは後者に当たります。前者はどちらか言うと都心にあって生まれも現在も華やかな表舞台のスター級の建物ですが、後者は生まれは本当に地味なもので場所や周辺の景観も見せる為のものでは有りません。その地味な味わいがまた煉瓦建築ファンにはいいのです。 | |
| 今ではのこぎり屋根の工場自体が珍しいのですが、それがまた煉瓦造りとはいうことなし。レトロな工場ををながめ終えてからあとは北部方面へ車を進める。郊外まで来ると溜池の土手が多くなります。古い民家がまばらにたって長閑な田園風景をはしっているとところどころモダンな建売住宅が密集している一帯が。そうです溜池がうめたてられ宅地になった風景です。播磨平野の特徴ある溜池風景もやがてはどこにでもあるただの郊外になってしまうでしょうか。 |