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や、やるな
ちょっとだけ 昔
渋谷で仕事をしていた頃
道玄坂の百軒通りの左奥に 『野武士』と言う名の雑炊専門店があった
(今も有るだろうか?)
1人前用の鉄の鍋に、スープ 具菜 ご飯を入れ
直接火口に掛け 煮込み そのままテーブルに雑炊を出してくれる
普通においしい 30席足らずの雑炊専門店だ
お店を通り越して奥に進めば
煌びやかな ホテルがひしめき合っている という
すばらしいロケーションだ
おねえちゃんを誘って
マルキュー近辺の地下のショットバーに入り
カウンター席に並んで座って
「ジンリッキーをライムで(-。-)y-゜゜゜」とか
「バーボンをソーダー割で(-。-)y-゜゜゜」なんて
きどってオーダーして ピザやドライソーセージを摘みながら
2時間ほどお話しして・・・・
そして『ホテルに行こう!!』では おばか丸だしなので
「軽く雑炊どう?」
「いくいくー」
「ヒゲ面のオヤジがやってるんだよ」

「えー汚そう」
「店の名前聞いてくれよ」
「なんて 名前?」
「野武士」
「おもしろーい」
なんて事いいながら道玄坂を登っていく
「えーホテル街じゃないの?」
「そうだけど違うって ほらココを曲がると (^_-)ネッ」
「あー野武士だ」
その後は ウデ次第で・・・・
に、使ったりしていた店に
ひょんな事から 夕方入った
仕事が長引きそうなので
軽めの夕飯を取りに入った
1人じゃ寂しいので ちょっとハデな事務のおえちゃんを連れて行った
のれんをくぐると
オヤジの威嚇にも似た いらっしゃい
一斉にカウンター席にいる 客がこっちを向く
ヒッ〜
カウンターは、角刈り頭の紺色服の若い男6人に
その後ろの、テーブル席1つを 恐そうなオッサンが1人で占領していた
ゲゲ オール右翼♪
他に客はいない
彼らは私語がない
どうやら 上の人が若いのにご馳走してるらしい
オッサンだけスポーツ紙を見てくつろいでいるが
若い彼らは、背筋を伸ばし緊張してイスに座っている
カウンターの中では
ヒゲ面のおやじが7つの鉄鍋を
火に掛け用としている
こちらも注文を通す『ニラ雑炊玉子入れて2つね』
実に静かな店内だ。連れと話しをすると
まわりに 丸聞こえだ
『や、やるな2』へつづく
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