折り込み短歌集
あの朝の 霧透け一時 輝きぬ 樹の命活け 蓮の咲く朝
背を押すや 済まぬが素顔 見せぬ間に 闘志を燃やす 尾花となりぬ
大勢に 慕われ強し 枝も葉も 耐えしよ岸に 大波小波
朝蕗の 薹湧きいずる ここの際 我の疎さと 君の賢さ
山の朝 滔々流る 湧き零る この際疎さ 水に溶け入る
谷静か 甘さよ味の 良さ正に 鬘つけしに 小菊を添えて
祈るのみ 疎い寂しい 時を越え 浅いと海の 累積珊瑚
大寒の しんしん動悸 良く打てて 味良きウドン 舌鼓打つ
巡り来つ 千倉の朝は 木霊する 此処さあらぬや 口噤みけり
(馬 子光 作)
日暮れ過ぎも とてもいい日で 終わります 素直で人も 雉子のように
神様の おわす彼方の 夢の国 夢見た仲間 寂しい目覚め
白浜の 海女の友こそ 求めけれ 何処も問わぬ 束の間の愛
稽古積み 腰まで鍛え 熱冷まし 子供に秘密 子供の秘密
良い子又 両肩担ぐ 神輿かな くぐつ語らう 埼玉小径
汗流し 又湯を使い この命 行かまし一途 この道をがな
折り込み短歌 解説あの朝の霧透け一時輝きぬ樹の命活け蓮の咲く朝
あのあさのきりすけいちじかがやきぬきのいのちいけはすのさくあさ
(樹木博士浅野佑一さん逝く。晩年の輝きは見事でした。)
背を押すや済まぬが素顔見せぬ間に闘志を燃やす尾花となりぬ
せをおすやすまぬがすがおみせぬまにとうしをもやすおばなとなりぬ
大勢に慕われ強し枝も葉も耐えしよ岸に大波小波
おおぜいにしたわれつよしえだもはもたえしよきしにおおなみこなみ
朝蕗の薹湧きいずるここの際我の疎さと君の賢さ
あさふきのとうわきいずるここのきわわれのうとさときみのかしこさ
山の朝滔々流る湧き零るこの際疎さ水に溶け入る
やまのあさとうとうながるわきこぼるこのきわうとさみずにとけいる
谷静か甘さよ味の良さ正に鬘つけしに小菊を添えて
たにしづかあまさよあじのよさまさにかづらつけしにこぎくをそえて
祈るのみ疎い寂しい時を越え浅いと海の累積珊瑚
いのるのみうといさみしいときをこえあさいとうみのるいせきさんご
巡り来つ千倉の朝は木霊する此処さあらぬや口噤みけり
めぐりきつちくらのあさはこだまするここさあらぬやくちつぐみけり
大寒の しんしん動悸 良く打てて 味良きウドン 舌鼓打つ
たいかんの しんしんどうき よくうてて あじよきうどん したつづみうつ
(馬 子光 作)
日暮れ過ぎも とてもいい日で 終わります 素直で人も 雉子のように
ひぐれすぎも とてもいいひで おわります すなおでひとも きぎすのように
神様の おわす彼方の 夢の国 夢見た仲間 寂しい目覚め
かみさまの おわすかなたの ゆめのくに ゆめみたなかま さみしいめざめ
白浜の 海女の友こそ 求めけれ 何処も問わぬ 束の間の愛
しらはまの あまのともこそ もとめけれ いずこもとわぬ つかのまのあい
稽古積み 腰まで鍛え 熱冷まし 子供に秘密 子供の秘密
けいこつみ こしまできたえ ねつさまし こどにひみつ こどものひみつ
汗流し 又湯を使い この命 行かまし一途 この道をがな
あせながし またゆをつかい このいのちいかましいちず このみちをがな
良い子又 両肩担ぐ 神輿かな くぐつ語らう 埼玉小径
よいこまた もろかたかつぐ みこしかな くぐつかたらう さいたまこみち
人気者 静かに強く 抱きしめる 広い心は 皆の知るなり
にんきもの しずかにつよく だきしめる ひろいこころは みなのしるなり
流石かな 愛しき君よ 美しく 伸び伸び明るく 凛としている
さすがかな いとしききみよ うつくしく のびのびあかるく りんとしている
折り込み文字列並べ替え短歌
かなりもの烏や烏森の中烏安らかやらかす烏
かなりもの からすやからす もりのなか からすやすらか やらかすからす
(森さん野中さん、小泉人気でカラス安らか)