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新作いろは歌-男と女の歌

主として男の心を覗いています。

おくのほそみちたすぬれは  (奥の細道)
奥の細道  訪ぬれば 佐渡へ天降る 月光り
西施酔う夢 和らげて  燃え頃をなん 胸に

おくのほそみち たすぬれは さとへあまふる つきひかり
せいしようゆめ やわらげて もえころをなん   むねに

おとめのつみしはなさゆり
乙女の摘みし 花小百合 愛する方に 持ちて来ぬ
喜び我ら 真似ぶぞや 遠方へ向け 急くを
おとめのつみし はなさゆり あいするかたに もちてきぬ
よろこひわれら まねふそや えんほうへむけ  せくを 

おれたけは (俺だけは君を捨てない)
俺だけは 君を捨てない 厚かましく 人により添う
呑むこらえる 勿論 骨さ 世話やめぬ 冬へ
おれたけは  きみをすてない あつかましく ひとによりそう
のむこらえる もちろんほねさ せわやめぬ  ふゆへ
くもるひ (曇る日)
曇る日逢わせぬ 夢待ち眠ろよ 日本をふらりと
お宮へ誘えば  少し疲れて   嘆いた昨日
くもるひあわせぬ ゆめまちねむろよ にほんをふらりと
おみやへさそえは すこしつかれて  なけいたきのう
0104 てをとりあいぬ 尾瀬回想
手をとりあいぬ 尾瀬ケ原 迷わず登れ  ひうち岳
むべ咲く頃や  常に燃え 見る夢ぞなき  自分
てをとりあいぬ おせかはら まよわすのほれ ひうちたけ
むべさくころや つねにもえ みるゆめそなき じぶん
にちやいみて
日夜謎湧く 夢生む日 月夜の風 忌みて
  あぶり出される本音は 衣を脱げとお前へ知らす
にちやなそわく ゆめうむひ つきよのかせいみて
あふりたされるほんねは ころもをぬけとおまえへしらす
はなのちるへし
    花の散るべし 小夜更けり 胸を開くも 我と君
遅かった縁 零すまで 隘路に失せぬ 夢や
  はなのちるへし さよふけり むねをひらくも われときみ
おそかつたえん こほすまて あいろにうせぬ ゆめや
ひみつきかせよはなそうね(絵本を改作)
秘密聞かせよ 話そうね 惚れる二人の 愛と夢
部屋も前庭  草むらを ぬけ腰おろす  天地

ひみつきかせよ はなそうね ほれるふたりの あいとゆめ
へやもまえにわ くさむらを ぬけこしおろす   てんち

ふたりゆうほ
ふたり 遊歩 目を見合いて泣く
別れへの恐ろしさや 言葉にすら尽きぬよ 街冷え世間も眠る
ふたり ゆうほ めをみあいてなく
わかれへのおそろしさや ことはにすらつきぬよ
まちひえ せけんもねむる
まってるよ
待ってるよ 今夜君に会えないが 僕たちは想う
今朝の夢へ 濡れ 伏し 沿わせ とろり眠らす日を
まつてるよ こんやきみにあえないが ぼくたちはおもう
けさのゆめへ ぬれふせそわし とろりねむらすひを
やっとあえました
やっと逢えました 遅い夢へ酔わせ 陽の濡れて倦む頃
君は何もグチらず 本音を避ける振りか
やつとあえました おそいゆめへよわせ ひのぬれてうむころ
きみはなにもくちらす ほんねをさけるふりか
れいしまわりぬおめてとう
零時回りぬ おめでとう 寝るな熱燗  冷やす君
夜更けの頃は 空冴えむ 餅に湯を出せ   僕へ
れいじまわりぬ、おめでとう ねるなあつかん ひやすきみ
よふけのころは そらさえむ もちにゆをだせ   ぼくへ

いろは48 さくやためいき (昨夜溜め息)
昨夜溜め息  染みる空 今日は霞んで 逢へぬ人
空ろな声も   我 覚え 後に居眠り 眉を寄せ
さくや ためいき しみる そら けふは かすんで あへぬひと
うつろな こゑも われ おほえ のちに ゐねむり まゆをよせ


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