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The Elder Scrolls Arena の日本語版について

***以前当ページに掲載していたものを修正して再掲載しています***


日本においては、圧倒的に人気がなく知名度が低かった(過去形) The Elder Scrolls ですが、第1作のArenaは日本語版の発売が計画されたことがありました。
発売元はビング。かつては多くの海外製コンピュータRPGを国産機種(PC98)用に移植していたことで有名な会社です。
ちなみに会社自体は健在のようです。しかし、ゲームソフトの販売を続けているのかは分かりません。

話を戻します。Arenaの日本語版(PC9821/9801用)についてです。先日、面白い記事を見つけたので、掲載いたします。

本邦初公開(ウソ)!これが幻のArena日本語版の広告です!
クリックするとデカくなります。

上の写真は、95年のLOGIN誌(アスキー出版)に掲載されたものです。
11月頃から広告が掲載され始め、96年の初頭まで広告は続いたのですが、2月の終わり頃に突然消えました。
雑誌の後ろの通信販売の広告欄には、発売時期未定のまま名前が載りつづけたのですが、夏を迎える頃には消えています。
まるで存在自体がなかったかのように、キレイさっぱり情報がなくなってしまったのです。

念のため、誤解のないように書いておきますが、もしかしたら日本語版Arenaは発売されていたのかもしれません。
しかし、それを裏付ける情報・資料・証拠が皆無である事実を忘れることはできないのです。
広告のパッケージイラストは、もちろん末弥純氏によるものです。ウシ男とメデューサを葬る魔法剣士といったところでしょうか。さすがに素晴らしい芸術的なイラストでございます。下のアメリカンな海外版パッケージと比べて見てください。


こちらも味があって好きですけどね。

さて、LOGIN誌には広告だけでなく、日本語版Arenaの紹介記事も掲載されました。私の知る限りでは本誌に一回、付録に一回です。
下の写真は付録に掲載された日本語版Arenaの紹介記事です。クリックすると大きくなります。


「(本文より)ポリゴン&テクスチャーマッピング使用、」・・・まったくのウソ。雑誌の記事は、まず疑いましょう。

The Elder Scrollsの画面に日本語がうつっているのは、何とも奇妙な雰囲気です。もし実際に発売されていたら、日本におけるThe Elder Scrollsの知名度は全く違うものとなっていたかもしれません。
・・・あ、発売されたのかは分からないのでした。


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