
| まだ間に合う!今から遊ぶMorrowind その3 〜Dorothea対Dagoth Ur〜 |
プレイヤーキャラクタ : Dorothea(Mage、Highelf、House TelvanniおよびMages Guild所属)
Morrowindの本クエストでは、プレイヤーキャラクタは英雄の生まれ変わり「Nerevarine」に祭り上げられて、偽りの神こと「Dagoth
Ur」を退治する任務に駆り出されます。このクエストは、英雄を目指すプレイヤーキャラクタにとっては打って付けなわけですが、いわゆる「悪」のプレイヤーキャラクタにとっては愉快ではないものかもしれません。私が今回使用しているDorotheaはお世辞にも正義の味方といった雰囲気ではないので、普通に遊ぶのではなく、ロールプレイの一貫として本クエスト消化も少しヒネってみました。
以前は「イカニモ正義の騎士デース」といったキャラクタで、全くの正攻法で攻略しましたので、同じ方法でやっても面白くないですからね。
例によって私は、Morrowindのネタばれは全く見ていません。そのため、巷で当たり前のように思われていることでも、堂々と悩んだり実験したりしています。これが作品を最大限に楽しむ秘訣。あらかじめご了承いただきたく。
Dorotheaは、とにかく自分の力を強くすることに執着するキャラクタで、そのために魔術師ギルドに所属し、House
Telvanniにも入りました。これらの組織で仕事をこなすうちに、魔力は高まり強力な品物も手に入ったのですが、まだまだ充分とはいえません。更なる力を得るために旅を続けます。
帝国から押し付けられた任務も、何か得ることがあるかと遂行していたわけですが・・・。
(中略)
Daedra LordのAzuraのお告げを受けたDorothea。
周りの幽霊達から山ほどのプレゼントをもらい、意気揚々と族長の元へ戻ります。そしてVvardenfellの4つの部族と3つのGreat
Houseをまとめあげる仕事を押し付けられたわけですが、族長いわく
「アンタがNerevarineやHotatorと認められたら、それを快く思わない人たちを敵にまわすことになるかもね。TempleやGreat Houseに用事があるなら、先に済ませといたほうがいーよ」
だそうです。ちょっとショック。だってDorotheaはTelvanniの最高位にまで上り詰めたのに、もしかしたら、地位や権力を一部(または全て)失ってしまうかもしれないのです。
これには悩みました。
すると、ここで、ちょっぴりいい考えが。
「ちょっと待て、何もVvardenfellの連中から認められなくても、Dagoth Urを倒すことは可能ではないか?」
プレイヤーである私自身の記憶も曖昧であったため、何故NerevarineやHotatorと認められなければならないのかが分かりませんでした。
〜Dagoth Urの秘密を探れ〜
まずは情報集め。
今までの任務から、Dagoth UrとTribunalはナントカの心臓という魔法の道具から力を得て、神となっていることは分かっていました。
秘密を知ってしまったDorotheaをしつこく狙うTemple・・・のはずなのですが、今回はOrdinatorに追いかけられる事がないのですよ。前はOrdinatorに見つかる度に追い回されたのに。
それはいいとして、Dagoth Urを倒す方法を探し出す必要があります。High
Fameの秘密の部屋やらVivec本人の部屋に入って手がかりを探してみると、「Dagoth
Ur討伐計画」という書類を発見。まさに、これです。
計画書を盗み出して読んで見ると、「ナントカの心臓を破壊するには、魔法のトンカチと短剣が必要だよ」と書かれています。あ、これは、Red
Mountainの砦にあるやつね。楽勝、楽勝。・・・と思って最後まで読んでみると、「Wraith
Guardがないと、トンカチと短剣は使えないよ」とも書かれています。・・・はて、そんなものが必要だったかな?私の記憶からスッポリと抜け落ちてしまっているWraith
Gard。これがないと、トンカチや短剣を使った時に死んでしまうそうです。そしてこの計画書には、Wraith
Gardの在り処が書かれていません。肝心なことが抜けているなあ。
「まあ、よい。なるようになるだろう」
とりあえずRed Mountainに向かう事にしました。
プレイヤーキャラクタ的には、心臓は破壊するよりも自分の物にしたいところです。
〜トンカチと短剣の主〜
Red Mountainは、Dagoth Urの率いる悪の組織6th Houseの総本山です。Mountainだけに文字通りの総本山。なんちゃって。Dagoth
Urの根城からはBlightの嵐が吹き出ているらしく、有害なこの嵐を防ぐためにTempleはGost
Fenceという障壁を張り巡らせています。Ghost Fenceの内側に入るには唯一の入り口Ghost
Gateを使うしかありません。・・・実際には、ダンジョンを通って中に入られるのですけどね。浮遊の魔法でも大丈夫かも。
で、Templeの連中が屯するGhost Gate、もしかしたらここにWraith
Guardがあるかもしれない・・・ということで、探してみます。
100%のロックが施された扉の向こうが怪しい・・・。Ordinatorから鍵を取り上げて奥に入ってみましたが、目指す物は見つかりません。
ここにはWraith Guardがないようです。
「となると、Red Mountainの砦に?」
探索開始。さすがにRed Mountainの中は環境が厳しいです。真っ赤な空に、絶え間なく吹き荒れる嵐。まさに地獄です。プレイヤーの息まで苦しくするこの表現は、本当に素晴らしい。
しかも5th Houseの連中が、ここぞとばかりに襲ってきます。
とりあえず行ける砦は全て探してみましたが、やはりWraith
Guardは見つかりません。トンカチと短剣は手に入りましたが、これでは役に立ちません。はて、どうしたものか。
〜Dagoth Ur、遭遇〜
考えても仕方ないので、Dagoth Urに会いに行くことにしました。
Dagoth Urの居城は、Morrowindにおける最後のダンジョンです。複雑極まる構造と途方もない巨大さを誇り、数多くの罠がプレイヤーキャラクタを待ちうけ・・・るのかと思いきや、これが拍子抜けするほど簡単にDagoth
Urの元まで行けます。
Dagoth Urいわく
「あんたは何を考えているんだ。なんで、きちんと準備してこないの?」
どうやらWraith Guardを持っていないことが気に入らないようです。交渉の余地はありません。
ちなみにナントカの心臓の元へは、一度Dagoth Urを倒すことで行けますが、それまでです。Wraith
Guardがなければ、トンカチや短剣を使って心臓を攻撃することができません。もちろん、Dagoth
Urを完全に倒すことも不可能です。
ここまではプレイヤーの知識。プレイヤーキャラクタであるDorotheaには、そんなことは分かりません。彼女にしてみれば、Dagoth
Urと交渉できなければ心臓の使い方(力の引き出し方)なんかが分からないため、どうにも手出しできません。いざという時に心臓を破壊することもできないため、Dagoth
Urに対して有利な立場にも立てないのです。
プレイヤーにとっても、プレイヤーキャラクタにとっても、八方ふさがりの状況になってしまいました。
〜運命からは逃げられない〜
結局は、プレイヤーキャラクタがNerevarineおよびHotatorであると認められなければ、Dagoth
Urに太刀打ちすることができないようです。
うまくできているなあ・・・。
今回はTelvanniのトップにいるため、Telvanniのお使いはありません。すぐにHotatorと認めてもらえてお得です。しかも、誰からも嫌われたりしないじゃん。族長め、脅かしやがってからに。
しかしこの一連のクエスト、非常に面倒ですなあ。Morrowindのクエストは良く出来ているとは思いますが、Great
House説得クエストは単に長距離を歩かされる印象が強くて、好きになれないです。自分に馴染みのないGreat
Houseのお偉いさんを何人も探して回るなど、面倒な事この上なし。雰囲気は良く出ているのですが、実質単純作業ですからね。単純に殺戮するよりマシですけど。
そんな単調な作業の中にも、面白いイベントはいくつかあります。
RedoranのボスとのArenaでの決闘は特に盛り上がりますね。
相手が一体、しかも出現箇所が分かっているとあれば、楽勝です。Dorotheaは余裕をこいて、弱体化の魔法をRedoranのボスに向かって放ちました。
「キサマなどDorotheaの敵ではないわ!」
この魔法、Dorotheaが得意とするもので、相手の筋力を弱らせて動けなくします。動けなくなった相手は、離れていればほとんどの場合は無害であるため、好きなように料理できます。特に相手が重装備に身を固めている場合に有効です。装備が重くて動けない相手を眺めるのは実に愉快なものです。そのまま場を立ち去れば、相手を殺さずに済みますしね。まあ、Dorotheaの場合、確実に仕留めていますけど。
とにもかくにも、今回も、Ebony製の装備で身を固めたマヌケの動きを止めてしまうはず、でしたが・・・。
何故か魔法が相手をすり抜けてしまいます。
「!?」
二度三度放ちましたが、やはりすり抜けて命中しません。
接近されれば魔術師は脆いもの。
何が起こっているのか理解できず驚いている間にDorotheaはDaedric製の太刀で殴られ、あっという間に殺されてしまいました。
「うわ、こんな雑魚野郎に!?」
ちょっとショック。自分の想定していた戦いができないと、魔術師はあっけなく死んでしまいます・・・。
ゲームをロードしてやり直し。ったく、Wizardryじゃないんだから。やり直しプレイは盛り下がるなあ。
・・・しかし、やはり、また、魔法は相手をすり抜けてしまいます。なんで!?
「ならば、これならどうだ?」
弱体化が駄目なら、減速で。相手のSpeedを奪って動きを止めましょう。
と思いましたが、これも駄目。
「私の知らない魔法があるというのか!?」
どちらかというと、バグかなあ。
ピンチです。このままだと、また殺されてしまいます。
「許さんぞ、このチート野郎め!!」
結局は、Daedric製の短剣を手にして、足を止めての殴り合いに。
相手が盾を装備していないのであれば、素早い攻撃を繰り出せる短剣はとても有効です。相手は、「ウッ!」とよろけて攻撃できません。
厳しい戦いでしたが、何とか勝利することができました。
あまり魔術師らしくない、美しくない戦闘でしたが。これじゃ、Dorotheaも満足しないでしょうなあ。
でもね・・・。
この魔法すり抜け現象、これで終わりではありませんでした。
外でいつものようにDreamerに因縁をふっかけ、ケンカをしかけて、弱体化の魔法を使ってみたのですが・・・またすり抜けてしまいます。
なんで!?
試しに、動物型の敵に同じ魔法を使ってみましたが・・・今度は成功。良かった、弱体化の魔法が封じられたわけではなかったようです。
一度成功したら、人間型の敵にも通用するようになりました。
原因など分からず気味の悪い現象でした。できれば、もう起きて欲しくないものです・・・。
勢いに乗ってHaaluの説得も開始。
ここで引っかかるのは、プランテーションのボスですね。いかにも悪人ヅラで、態度がデカく、しかも6th
Houseと裏で繋がっているとの専らの噂です。以前に騎士でやった時は、普通に説得できたような気がするのですが、今回は・・・。
駄目ですね。Dorotheaの性格からして、ケンカになるのは必然といった感じ。
「こんどは効いてね」
と祈りつつ、弱体化を発射。
成功です。相手は動けなくなりました。ああ、良かった!
しかし、動けなくなった相手をいじるのは、本当に面白いものです。
「ほら、動けるものなら動いてみなさい。プランテーションを束ねる親分さんも、こうなってはカタナシね。さあて、これからアナタをどう処分しようかしら?火炙り、電撃、猛毒・・・ご希望は?」
もっといじって遊んでも良いのですが、今回は電撃に決定。
ライトニングボルト数初で、ボスは倒れました。
戦利品として奪った鍵、これがまた凄いのです。地下室に入ると、数千枚という大量の金貨が入った宝箱が!うわ、ここ、盗賊で遊んでいる時に押し入ると面白そう。
〜Wraith Guardのありか〜
任務を終えて、巫女さん?のところに戻ると、ご立腹の様子。
「さっさと寺院の偉い人に会ってこんかい!!」
ったく、あっちに行かされたり、こっちに行かされたり、面倒だなあ。
Vivecに飛んで帰って寺院へ。偉い人と話すと、正式にVivec神との面会を許されました。
再びVivecと対峙します。前は「キサマを呼んだ覚えはない」と冷たかったのですが・・・。
とりあえず、必要なのはWraith Guardだけ。あとはどーでもいいのです。
「Vivecさんよお、ほら、Wraith Guard持ってるんだろ?早く渡しなさいな」
やはりWraith Guardは、Vivecが持っていたようです。しっかりしているなあ。
Vivecは今までの事を「すまなかった」と言っていますが、今更どうでも良いこと。Dorotheaには、Dagoth
Urをぶっ飛ばすという目的があります。もし可能であれば心臓の力を頂きたいものです。
〜対Dagoth Ur〜
Dagoth Urの居城の中はキレイに掃除してあるため、危険な奴らに遭遇することはありません。直通でDagoth
Urのもとへ向かいます。
今度はきちんと反応アリ。色々と質問されます。しかし、ここで何を答えても、結局はDagoth
Urと戦うことになるのですね・・・。今回、初めて確認しました。
仕方ないので戦闘開始。
意外とアッサリ撃破。
奥の部屋への扉が開きます。中ではDagoth Urの秘密兵器Akulakuhanが建造されています。そのお腹には、例の心臓が。しかしこの部屋に入って最初に驚くのは、倒したと思ったDagoth
Urが何事もなかったかのように登場することです。
「愚か者め!私は神だぞ?どうやって神を殺すというのだ? もうキサマに逃げ道はない!・・・しかし、今からでも武器を下ろせば配慮してやっても良いぞ。慈悲の心をもって・・・キサマが苦しまないように・・・、一撃であの世に送ってやろう!」
戦闘中だというのに長々と話すDagoth Ur。いかにも悪役って感じ。
こちらは、すぐさま応戦しなければ殺されてしまいます。
「ごちゃごちゃうるさい!! ゆけ、わが僕たち、あの日輪野郎をぶっ飛ばしておしまいっ!!」
三体のAtronachを召喚し、Dagoth Urを攻撃。
Dagoth Urは煮えたぎる溶岩へと落ちてゆきます。
しかし、流石は神を名乗るDagoth Ur。溶岩の中でも全く平気です。どうやら、彼の体の周りには、あらゆる危険から彼を守る結界がはられているようです。しかし一度落ちてしまったら、もう上がることはできない模様。前回は、それで簡単に終わってしまったのですよ。
「愚か者はキサマだ、Dagoth Ur! 私が心臓の力を手にする様を、じっくりと見るがよい」
心臓の元へと駆け寄るDorothea。さて・・・。
しかし、魔法が発射された気配を感じたDorotheaga振り向くと、そこには・・・!なんと、Dagoth
Urが立っているではありませんか!溶岩に落ちたはずのDagoth
Urが、何故ここに!?
いや、マズいです。こんな狭い場所で、無限に撃ち出される魔法を避けながら作業をするなんて、無理な話。
とりあえずDremoraを召喚。
でも長くは持ちそうにありません。今度はDagoth
Urも、落っこちないですし・・・。
残された手は一つしかありません。
指輪の力を使って魔力吸収100%を行使、トンカチと短刀を使って心臓を破壊します。
神の力を失ったDagoth Ur。結界もなくなります。あとは普通にボコって勝利。Akulakuhanから離れると、Akulakuhanは地響きと共に崩れ去ります。
結局、Dagoth Urと手を組むことも、心臓の力を手に入れることも、Akulakuhanの建造を続けることも、どれも叶わないわけです。予言の通り、Nerevarineは、偽りの神ことDagoth
Urを倒すことしかできません。運命には逆らえないのですね。
心臓の力を手に入れて神になろうとしたDorotheaの野望は、見事に潰えました。しかし、Dagoth Ur討伐の任務の過程で数多くの魔法の品々を見つけて強大な力を手にし、富と名声を得ました。皮肉にも、この任務自体が彼女を「神」に匹敵するほど強力にしたのです。結果として、彼女の願いは叶いました。・・・しかし、何か忘れているような気がします。
次回に続くと思います。