| まだ間に合う!今から遊ぶMorrowind その3 〜Soltheimの月は血の色に染まる〜 |
プレイヤーキャラクタ : Dorothea(Mage、Highelf、House TelvanniおよびMages Guild所属)
「Bloodmoon」は、Morrowindの最後の公式追加シナリオとなりました。Morrowindでは見られなかった針葉樹林、森林、雪景色が楽しめて、待望の普通の動物(熊やオオカミ)が登場するということで話題になった作品です。
私は、この作品の巷での評判は全く知りません。ネタばれが怖いので、その類の記事は全く見ていませんので。ただし、発売前のレビューには、それほど悪いことは書かれていなかったように覚えています。
私自身は、当時、ビデオカードにGeForceFXを使っていたこともあり、動きが遅いことだけが強烈に印象に残っています。実際、あまり遊びませんでした。楽しみは後にとっておく、という意味もあります。しかしOblivionの発売が目前に迫った今、もうそろそろ終わらせても良い頃だろうということで、再挑戦となった次第です。
プレイヤーキャラクタは、引き続き魔術師のDorotheaで。
Dorotheaが最初にSoltheimに来たのは、レベルが10程度の頃でした。明らかにレベル不足なのは分かっていましたが、Soltheimの景色や吹雪が見たかったため、少し無理して来てしまったのです。そして本筋クエストも少し触ってみました。
面白いのは、本筋クエストのトリガーです。Bloodmoonの購入直後、私はこのトリガーが何を条件にしているのか分からず、相当悩みました。その時は、帝国に仕える騎士で遊んでいたのですが、全く手がかりがつかめませんでした。その後、不真面目な吟遊詩人でフラフラSoltheimを訪れてみると、簡単に本筋クエストが始まりました。そうです、条件とは「お酒を持っているか?」だったのです。真面目な騎士はお酒など持ち歩いていないので、いつまでたっても条件が分からず右往左往するばかり。皮肉なものです。
今回は最初からお酒を持って行きます。本筋クエストが始まり、Dorotheaは密輸品の調査を命じられました。しかしこの任務、いきなり敵が強い!一応、援軍も用意されているのですが、それすらも長くは持たないほどの厳しい戦いです。レベルが10程度のキャラクタが来る場所ではないのだなあ、と思い知り、任務は放置してその場を去ることに・・・。
それから長い時間が経ちました。DorotheaはDagoth’Urを倒して英雄になり、この世の春を謳歌していました。
ここでふと思い出すのは、Soltheimで受けた苦い敗戦です。復讐を果たすためにDorotheaはSoltheimに戻ってきました。
懐かしい洞窟に再度潜入します。あの時の味方の騎士は、まだその場で待っていました。ご苦労なことです。そういや、NPCにAIが搭載されるOblivionでは、こういう状況って起こるのでしょうかね。ちょっぴり楽しみです。
かつては大苦戦した敵たちですが、今回は楽勝・・・というわけにはいきません。こいつら、揃いも揃って、相手を麻痺させる装備ばかり持っているのですよ。こりゃ、近づかれては大損害です。こういう時こそ、減速の魔法の出番です。相手の動きをとめて、遠くからじっくりと攻めるのが得策ですね。
という感じで敵を倒してゆくと、突然謎のおじさんが「任務完了したよ」と知らせてくれました。
意気揚々と要塞に戻ると、あらびっくり。
要塞が何者かに破壊され、隊長は連れ去られた後でした。Morrowindでもこんな事が起こるんだ、と、新鮮な気持ちになります。
隊長亡き後の代表者に話しをすると、「北の集落の人達に、何か知らないか聞いてきてくれ!」と頼まれました。
「なんで私が?」
と思うところですが、何だか面白そうなので引き受けてみます。謎の生物の正体も気になりますし。
ところが、これが地獄のお使いキャンペーンの始まりなのでした。
-単調、退屈、冗長なお使い-
北の集落のボスから話を聞くと、「帝国のやつら、この島をほじくり返して好き勝手やってやがる。隊長が行方不明?自業自得だね、オレはそんな奴のことは知らないよ。そんなことより、オマエ、島に伝わる儀式を完了させて、荒れた島に力を取り戻すんだ。もとはオマエらが好き勝手やったのが原因だからな。しっかりやれよ」 と、勝手な事を押し付けてきます。
「知るか!」
と言いたいところですが、何だか面白そうなので、引き受けてみます。謎の生物の正体も気になりますし・・・。
ところが、この任務というかお使いが、非常に単調極まるものでして。
まず、やたらと発生する戦闘。
洞窟で遭遇するゾンビのような敵には、いいかげんウンザリしました。殴っても殴っても倒れないくせに、次から次へと沸いてきます。しかし基本的には雑魚であるため、いちいち魔法を使うのも勿体無いのです。
それらウンザリする敵が大量に出てくるダンジョンも、単調極まりないシロモノでして・・・。意味もなく、やたらと広いだけ。
素人が作ったとしか思えない工夫のカケラもないダンジョンに、意味もなく何度も何度も発生する長くつまらない戦闘・・・。私はこの時、Bloodmoonが駄作であることに初めて気がつきました。
戦闘の多さはダンジョンに限った話ではありません。野外でも同じです。ゴブリンのような小鬼が至る所に発生し、次々に襲ってきます。こいつら、弱いことは弱いのですが、体力が高い上に一度に三匹同時にやってきたりして、もう大変。特にイノシシに乗っている小鬼は最悪です。より頑丈な上、魔法をほぼ確実に反射してきます。なんだかムカつきます。だいたい、戦闘したって経験値が入るわけでもないシステムなのに、こう何度も長い戦闘をやらされる意味があるのでしょうか?戦闘の内容も、ほとんど武器を振るうだけ。まさに時間も無駄です。
なんてことを考えているうちに、儀式が全て終わりました。
集落へ戻って報告すると、報酬として魔法のメイスをもらいました。超強力、超高価な逸品です。
「イイヨ、イイヨ、私が待っていたのは、こういうのだよ!」
クソつまらないお使いを延々とやらされて気分が悪かったのですが、これで一気に晴れました。
でもね・・・。
Dorotheaはメイス使えないのですよ。短剣専門。というかBloodmoon、次々に手に入る強力な品物の数々は、ほとんど長剣か槌ですから。何かの嫌がらせでしょうか?
-赤い月に吼える犬-
Dorotheaが次に押し付けられたのは、犯人探し。
集落で発生した窃盗事件の真相を探るというものです。
まあ、ただ戦闘を押し付けられるよりは面白かったかな・・・という程度。残念なことに、Morrowindのポリシーであった多種多様な解決方法は、もう意味をなしていません。
それが終わると、間髪いれず次のお使いが。
島の中央の湖から炎が噴出しているので、原因を探って止めろというもの。
集落の人が言うには、「湖の底の洞窟にいるゾンビの親玉が怪しい」そうです。
当然のように親玉ゾンビを退治しに駆り出されるDorothea。
「おい、私はTelvanniの最高指導者でNerevarineで英雄だぞ!?なぜ、キサマらごときに・・・」
と思うところですが、また良い魔法の品物を貰えるのではないかと思い、渋々行ってみることに。
例によってゾンビ相手の単調極まる戦闘を繰り返しながら進むと、意外とアッサリ、親玉ゾンビに遭遇。
しかし、なんだか相手は友好的な雰囲気です。
話を聞くと、彼は黒魔術を研究していたのですが、それが原因で集落を追放され、研究の過程でFrost
Daedraの大群がSoltheimを襲う計画を立てていることを知り、それを集落に知らせたものの誰からも相手にされず、仕方ないのでFrost
Daedraを閉じ込めておくために自らの肉体をゾンビと化して結界を張っているそうです。
なんだ、いい人じゃん。
しかも黒魔術の研究をしていたとあれば、紛れも無くDorotheaの同胞!
彼はDorotheaに、「共にFrost Daedraを倒そう!」と問いかけました。
「もちろんだ、同志よ!」
しかもFrost Daedraですからね。まさか、こんな東の果ての小島で会えるとは思いませんでした。
ワクワクしながら奥へ進むと、Frost Atronachそっくりの生物を発見。まさか、これ?
倒して死体を調べると、Frost DaedraではなくFrost
Atronachの強化版であることが分かりました。あら?もしかしたら私の見間違いかも・・・。
それとも、いつのまにかAtronachはDaedraの一種になったのでしょうか?謎が謎を呼びます。
そんなことを考えているうちに、Atronachは全滅。と同時に、偉大な同志こと親玉ゾンビさんは、「私の役目は終わった」と、自ら命を絶ちました。
うーん、色々なものがこみ上げてきますなあ。実につまらないBloodmoonの中で、これが一番印象に残ったイベントでした。
洞窟を出て集落に戻ります。
今回は、特別な品物ももらえません。ガッカリです。
外に出ようとすると、突然、事件が発生。
「敵襲だ!!謎の生物が村を襲っているぞ!総員迎え撃て!!」
お、突然くるね、こりゃ。
どんな化け物が出てくるか分からないので、用心して外へ出ます。
あ、オオカミ男が大量発生。
すぐに建物の中に戻り、一息つきます。さて・・・。
またどうせ、こいつらも異常に強いでしょうから、浮遊の魔法を使って屋根に上り、様子を見ましょう。
作戦は上手く行き、村を守る戦士によりオオカミ男は全滅。
しかし村の長はいなくなってしまいました。
代理の人に話しかけると、「お前もこの村の住人になるんだ」ということで、名前と住居を与えられました。
この住居、以前に犯人探しで村を追い出した人の家なんです。
Dorotheaはすでにこの家を自分の家として好き勝手使っていたのですが、ここにきて大ショック!!
なんと、家の中がキレイさっぱり片付けられています。
中に置いていた貴重な品々は、全て持ち去られてしまいました。オイ、そりゃないだろ!?
ちなみに、ここでプレイヤーキャラクタは、オオカミ男病に感染するようです。治療をしなければ、オオカミ男になれる予感。
でもね・・・。
あからさまに宣伝しすぎですね。最初から。
Daggerfallでは、プレイヤーキャラクタがライカンスロープになった時には、本当に驚きました。以前にもオオカミ男になれるゲームはありましたが、ここまでライカンスロープをシミュレートした作品は、初めてだったのではないかと思います。しかも、こんなに凄い機能を、大々的に宣伝しなかったのですよ。
ほんと、Daggerfallは前代未聞の機能を数多く備えながら、実に謙虚だったのです。
それがBloodmoonでは、最初から「オオカミ男になれるよ〜ん」と宣伝し過ぎ。興ざめですよ、まったく。
話を戻します。
その後お使いをこなして、オオカミと熊を呼び出す魔法を教えてもらいました。しかしこの魔法、使っても何も起きない役立たず?
いかにもBloodmoonって感じ。
そんで、次は湖のところで熊の精霊?を狩る儀式をやることに。なんでこんなことをする必要があったのかは、失念。というか、もう辞書もひかずにメッセージ読んでます。理解度5割低下。
「湖の西の岸」というメッセージに苦戦しつつ、Mead?
Hall全滅イベントに遭遇。
謎の生物の奇襲により、Hallの人たちは一人を残して死んでしまっています。
またオオカミ男か? と思いましたが、別の生物のもよう。
なんでも、昔からこの辺りに住んでいる伝説の雪男だそうです。
息抜きに丁度良いので、サクっと退治してきましょう。
退治の後、「西の山」というメッセージに苦戦しつつ、変なオノから許可を得て、HallのボスへなったDorotheaでした。
おお、北の小島に、別荘が二つも!!
景色は良いし、お酒は美味しいし、悪くはありません。部下どももヘコヘコしていて気持ちいいですし。
鋭気を養ったDorotheaは、再び儀式の場を捜索し、思っていたよりも西側に目指す一団を発見したのでした。
儀式開始。
四人で歩いて熊を目指しますが、謎の生物により、一人ずつ殺されてゆきます。いったい、何者が!?
このイベント、緊張感があり、結構良かったです。
正体はやはりオオカミ男。
岩の上にのぼり、魔法を連射して倒します。数匹を相手の殴り合いでは、魔術師のDorotheaには勝ち目はありませんから。
生き残ったのは自分だけですが、何とか儀式を終えて集落に帰ります。
今度はアザラシの大量死が発生したと騒いでおります。
なんども、これでBloodmoonの予言が現実のものとなったそうです。
-予言は大迷惑-
真相を探って来い、と、今度は北の城に行かされます。
はあん、これで城の親玉倒して、このシナリオも終わりね・・・と思っていたら。
城の主のFrost Giantは行方不明で、何の解決にもなりませんでした。
集落に戻ると、「近日中に、とても悪いことが起こるだろう。心せよ」と言われました。
しかし、そう言われてもねえ・・・。
Dorotheaは久しぶりにVvardenfellに戻り、自分の要塞へ休暇をとりに。
近くのダンジョンで適当に狩りをして遊んでいました。
ダンジョンでふと休息をとると・・・
突然、オオカミ男の集団に囲まれてしまいました!!
うわ、ピンチ!すぐに逃げないと!でも体が動きません。
次に気がついた時には、謎の場所にいました。どうやら、連れ去られてしまったようです。
目の前には、変な人が突っ立っています。
「ここはどこだ?キサマは誰だ!?」
「余はHircine。余がお前を呼んだ」
「ワシを呼ぶ者はおらん!!」
「では、余が最初だ・・・」
「キサマ、私に何の用だ??」
「戦え・・・血に染まった月明かりのもとで!!余は、この島から、狩るに値する者達を選りすぐった。一人は帝国の要塞の長、一人は集落のボス、一人は北の城の巨人、そして最後の一人はお前だ。生き残れるのは一人だけ。見事、余の番犬を突破して見せよ!」
つまり、全ての元凶は、この人だったわけね。
「待て、ワシに何の得がある!?」
Dorotheaの叫びも空しく、Hircineのバカは消えました。
魔法を使っての脱出は不可能?、どうやら、ここを突破するしかないようです。
一方通行の扉を開けると、どこかで見た人影が。帝国の要塞の長です。あら、お久しぶり。
「共通の敵に対して、手を組もうではないか」
ということで、同盟締結。
しかしこの人、弱気な態度に見合った実力を誇っており、あっというまにオオカミ男に殺されてしまいました。
さあ、ここからが地獄のサバイバル・ゲームです。
数十体も登場するオオカミ男を突破して、迷路を抜けなければなりません。魔法での脱出は不可能!つまり、万全の用意をしていなければ、二度と生きて出ることはできないかもしれないのです。
ふざけるな!!
オオカミ男はインチキな素早さと、常識をこえた耐久力を誇っています。一人ずつならともかく、何十体も相手できたものではありません。しもべを召喚して囮にして、オオカミ男を誘い出し、Dorotheaは敵の攻撃の届かない高台にジャンプでのぼり(飛行は不可)、ひたすら魔法を連射。Greater
Fireballなら30発ほどで倒せます。近づかれれば死亡は必至。何しろ、Doremoraでさえ一撃で殺されるほどの攻撃力ですから。
回復は全てポーションで。睡眠をとることはできません。常に敵が近くにいるので。ポーションがきれた時が、即ち最期の時です。
地獄のような戦闘を潜り抜け、迷路の第二段階へ。
ここは前回と違い、高台がありません。大ピンチ。
しかし良く見ると、迷路の壁の上にのぼることができます。ジャンプの魔法を駆使し、壁をのぼりつつ進むと、意外なほどあっさりと出口へ辿りつけました。ちなみに、ここの戦いで、集落のボス死亡。
次の相手はFrost Giantです。エバークエスト2のような巨人が出てくるのかと想像していたら、これが拍子抜けするほど小ぶり。しかし魔法の反射率がほぼ100%というインチキ仕様のため、近づいて殴りあうしかありません。むかつきます。
逃げ回る巨人を追い回して倒すと、またHircineのバカが登場。
「お前は素晴らしい狩人であることを証明した。余の獲物に相応しい・・・」
「ふざけるな!!私をここから出せ!!」
「余は問う。優れた狩人に必要なものとは何か?・・・力か?素早さか?それとも狡猾さか?」
「狡猾さだよ。そんなことより、ここから出さんか、無礼者!!」
「お前は自分の運命を選択した・・・。今、余の”狡猾さ”がお前を狩る。心せよ!!」
勝手に話を進めてゆくHircineのバカ。
そして、また戦闘が発生。
しかしオオカミ男や巨人と比べれば、可愛い相手。さっくり倒す。
やっと外に出られました。デモ動画が流れて、このシナリオもコンプリート??
報酬は何かな♪ と思ったのもつかの間、何も得ていないことに気がつきました。
「さらわれ損!!」
いったい何なんだ、この一件は!バカバカしい!!
しかもログを見ると、「いつかまた狩りが始まるよ〜ん」と書かれています。「one
day」って、いつの事??もうこんな思いはしたくありません。
こうして、Battlespireと並ぶ?ヘッポコシナリオは終わり?を迎えました??
まだ続きがあるのかな。でも・・・
植民地開発?っぽいのは、別のキャラクタで。